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少人数結婚式を終えてみて

こんにちは。すっかりご無沙汰していました、かなです。

最後にnoteの記事を投稿していたのは、なんと2月。

そこから、仕事や結婚式の準備に追われ、しばらく更新ができていませんでしたが、無事式が終わりましたので久々に記事を書いています✨

7月までの半年間、ずーっと心を砕いて準備を進めてきた式が終わってしまって、心にぽっかり穴が開いた状態になっていましたが、やっと気持ちの整理ができてきたので今回は体験記を綴りたいと思います。

思いのほか長文になってしまいましたが、自分の心情的にどうしても書いておきたくて・・・(汗)

もし興味のある方がいましたら、覗いてやってください!


1.悲喜こもごもな式準備

夫と衝突する日々

私たちが式をすることを検討し始めたきっかけは、ブライダルフェアに参加したこと。
試食に惹かれて参加したところもありますが、色々と見学しているうちに式を挙げたい気持ちが自分の中で高まっていきました。

「ウエディングドレスを着たい!」

「チャペルでの式に憧れがある(昔、聖歌隊のバイトしてました)」

という気持ちも大きかったのですが、一番最初に沸き上がった気持ちは、”両親や祖父母が元気なうちに、式を挙げて一緒の時間を過ごしたい”という想いでした。

両親はまだまだ元気ですが、祖父母は90歳間近です。

今まで見守ってくれていた人たちに、感謝の気持ちを伝える場を設けたい、晴れ姿を見せたい。

そしてもちろん、彼と今後夫婦として歩むにあたっての「新たなスタート」となる日にできたら、という気持ちもありました。

大学時代から10年付き合っていて未だに友達感覚な部分が強い私たち。
(でも、この感覚がとても心地良いです )

彼は「式をあげるのは恥ずかしいし、今さらいいんじゃない・・・?」という反応でしたが、十分に話し合い、結果、親族と私の親しい友人のみを呼んだ少人数の式を挙げることにしました

そこからは、インスタでリサーチしてみたり、衣装選びへ行ったり、招待状作成したりと慌ただしい日々でした。

しかし、そんな中、
徐々に彼との間に熱量の温度差が生じ始め・・・(結婚式あるある!)

もともと、式を挙げることにあまり乗り気じゃなかった彼。

それでも、細々とした準備は一緒にやってくれていたし、アイテム選びは圧倒的に新婦側のほうが多く、その分準備に割く時間や負担は多くなって当然だろうと思っていたので、最初の頃はあまり不満に思うことはありませんでした。

しかし、式まで1か月をきったあたりで急に衝突が頻発

まだまだ某ウイルスの影響もあったので「当日みんなちゃんと来れるかな…」と私が不安になってしまったり、自分自身の体調管理で気が張りつめていたせいもあったかもしれません。

今思えば、ほとんど私のメンタル的な部分が原因ですが、直前までのんびり構えていた夫に、気持ちをぶつけて険悪ムードになることが多々ありました(ごめん)。

式の1週間前に「こんなムードで本当に式ができるのか?」と真剣に話し合ったほど・・・(笑)

↑どんなムードであれ、お祝いに来てくれるゲストがいる以上、決行です。

入籍以来、最も夫婦仲が険悪な期間を過ごしていたのでした。

三大トラブル発生

当日を迎えるまでの懸念点は他にもありました。

雨予報、生理被り、そして口唇ヘルペスです。

私は昔から、身体に疲れが出ると口唇ヘルペスが再発してしまいます。

式準備を開始し始めたとき、「式までに1回くらいはなりそうだなぁ。もしかしたら直前にできたりして。いや、そりゃないか~」と楽観的に考えていましたが、まさかの1週間前に再発

もう終わった~~と思いました。
本気で泣きそうになった・・・😿

でも、万が一に備えて、皮膚科で事前にもらっていた薬を飲んだら、なんと4日ほどで完治。今までで最速レベルです。

いや、本当によかった。
あの日薬をもらいに行った自分に、マジで感謝!!⚽✨

その他、天気については直前まで曇りや雨予報で、生理は見事に被ってしまい・・・

天候やコンディション面で不安を残したまま、当日を迎えることになるのでした。


2.緊張の当日

胸がいっぱいになった瞬間

不安なまま迎えた当日。
心配していた天気はなんと晴れ!
生理もそこまで重くなく、身体のコンディションも好調でした。

そして、式場に入ってからは不思議と二人の気持ちも切り替わり、険悪だったムードも急に晴れやかになりました(笑)

あれよあれよと支度は進み、いよいよ自分の父母と合流しリハーサルへ。

慣れないドレスに躓くわ、動作は全てぎこちないわでてんやわんやのリハになりましたが、終了後10分後にまさかの本番が始まるらしいじゃないですか!!
(←しばらく休憩あると思い込んでいたので焦りました 笑)

たぶん、バージンロードをともに歩く父親も私と同じくらい(私以上に?)緊張していたはず。

けれど、いざ本番が始まり入場のドアが開いた瞬間、不安や緊張は一気に解けていきました。

みんながこちらを向いて、笑顔で拍手してくれていたからです。

たぶんあの景色は今後もずっと忘れないと思う。
胸がいっぱいになった瞬間でした。


その後、夫とともにリハどおりぎこちない動きをしながら挙式を終え、フラワーセレモニーのため屋外のガーデンへ。
(雨予報だったので室内を想定していたのですが、当日ガーデンでできたことが地味に嬉しかったです!)

親族や友人と写真をたくさん撮りました✌

披露宴は体感30分

挙式のあとは披露宴を行いましたが、結論から言うと本当に体感30分です
2時間あったはずなのに・・・!

でも、挨拶の時間があったり、新郎新婦はお色直しで退場している時間もあるので、そんなものなのかもしれません。

印象的だったのが、介添えさんやメイクさんが、

「新郎新婦の皆さんは口をそろえて”あっという間だった”と言うんです。ゲストに気を遣う場面も多いし難しいかもしれないけど、自分も目一杯楽しんでくださいね!」

と言ってくれたこと。

なので、時間の流れの異変に気付いた後は、自分自身が楽しむこともめっちゃ意識しました。

親族や友人とたくさん写真を撮ったり、お話したり・・・。
(勿体ないことに、自分のお料理はほとんど手つかずになってしまいましたが!)

中でも、今回呼んだ友人の中に最近結婚式を終えた子がいて(私も参列していました✌)、その子が「ここの写真も撮っておいた方がいいよ!」
と、たくさんアドバイスしてくれて🙏✨

後から写真を見返したときに、その子が撮っていてくれたショットはどれも痒い所に手が届くものばかりで。
卒花嫁目線のありがたみ・・・!
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ちなみに、会場の装花はひまわりをメインにしてもらいましたが、ボリュームもありながら爽やかにまとまっていて素敵でした🌻

ひまわり効果でぱっと明るい印象に◎

私たちは体感30分でしたが、ゲストの皆さんはお料理やムービーを楽しんでくれていたみたいで、のちにLINEで感想を聞かせてくれたりして嬉しかったです。


3.式を終えて

結婚式を挙げてよかった?

当日まで悲喜こもごもありましたが、結果的には式を挙げて本当によかったなぁと思います。

最初に書いていたとおり、両親や祖父母に感謝を伝える場を作ることができましたし、彼の両親が喜んでくれたことも嬉しかった。

そして、彼との絆(?)も以前より深まりました。

意外なことに、彼は当日とても楽しんでいて、私の友人や親族ともたくさん写真を撮り、料理もちゃっかり全制覇していました。(いつのまに!)

今でも時々写真を見ながら、「こんなことあったよね!」と、当日の思い出を互いに話しています。

どれも美味しそうな料理。新郎が味わってくれていてよかったよ🙏


現実的な話をすれば、家計面でかなりの出費だったことは確かです。

本当は、式場見学の前、「結婚式はしないで、その分新婚旅行を豪勢にしよう!」というアイデアもあったくらい(笑)

それでも、式当日、緊張を超えて感動で胸がいっぱいになったことや、ゲストからもらった祝いの言葉、チャペル入場中に認知症のおばあちゃんが奇跡みたいに私の名前を呼んだこと、父や彼の手を握った感触など、”生涯忘れないだろうなぁ”という場面がいくつもあって。

長い人生でみるとほんの瞬きほどの時間だったかもしれませんが、その一瞬の間に、心が温かくなる思い出が何個も何個も生まれました。

こんな体験をしたのは初めてでした。

うまく表現できませんが、そういう体体験をできたことが”式を挙げて良かった”という気持ちに繋がっている気がします。

これから式を挙げる方へ

当日、私自身しっかり楽しんで「やりきった!」という気持ちですが、終わったからこそ色々な気づきがあります。

一つ目は、”式準備も含めて結婚式”だったということ。

先に書きましたが、式当日は一瞬で終わってしまいます。

「あんなに時間かけて準備したのに、短かすぎやしないかい??」
と、あっけにとられるほどでした。

しかし、今思うと、当日まで心を込めてワクワクしながら準備してきた時間、それもすべて含めて結婚式だったんだなぁと。

ドレスを何着も試着させてもらったり、奮発してエステに行ってみたり、痛みを我慢しながら歯のホワイトニングに通ってみたり、リングピローやウェルカムボード手作りしたり、悩みながら花嫁手紙を書いたり、ゲスト一人一人にメッセージカードを書いたり・・・。

リングボーイを依頼していたので、かごタイプのリングピローを手作りしました


式当日の記憶もかけがえのないものですが、準備をしていたあの期間もまた、かけがえのないものです。

これから式を挙げる方がいましたら、ぜひ準備期間も楽しみながら過ごしてほしいなぁと思います✨
(ときには彼と険悪ムードになることもあるかもしれませんが・・・笑)

二つ目の気づきは、”できれば映像もしっかり残しておきたい”ということ。

私たちは、写真撮影のカメラマンさんと、映像のダイジェスト撮影のカメラマンさんをつけました。

このダイジェスト撮影は、挙式から披露宴までの様子を20分程度に編集するもので、インタビューなども含むため、かなり短いものです。

ほかに60分程度に編集するプランもあったのですが、こちらにすると費用が倍の額(+10万)に!!

かなり迷った末、やはり費用面の都合から20分ダイジェストのほうを選んだのですが、式が終わってから猛烈に「60分のほうにすればよかった~!!」と後悔しました。

なぜなら、当日はあまりにも一瞬で過ぎ去る&緊張しており実はあまり覚えていない場面も多いからです。

実際、挙式のときの神父さんの言葉は、緊張によりほぼ飛んでいます(汗)

あと、花嫁手紙を読み終えた安心感からか、最後の新郎父謝辞の内容があまり記憶になく・・・。
(とても良いことを言っていた気がするんです、大変申し訳ない)

あと、自分たちの目の届かない部分でのゲストの様子や、中座中に流れたムービーを見てどんな反応をしていたのか、など、後から見てみたいシーンがあることに気づきました。

幸い、妹が頑張ってスマホでムービーを撮っていてくれて、それを見ているだけでもかなり楽しめましたが、式中自由に移動できるカメラマンだからこそ撮れる映像もあると思います。

映像撮影に関しては、いる派といらない派(結局後で見返さなかった、スマホムービーで十分、ビデオカメラを設置して定点撮影した、という意見も!)に分かれるようです。

費用面で諦めてしまいましたが、お金はこれからまた頑張って貯めることができるけど、当日の映像はその時にしか撮影できず、二度と手に入れることができません。

そのことに、後から気づきました~😿

これから式をむかえる予定があって、映像つけようか迷っている方がいましたら、じっくり考えて、ぜひ後悔しない選択をしてください🙌



長い記事になってしまいましたが、読んでくださってありがとうございます!

ほぼ自己満足みたいな内容になってしまいましたが、読んでくれた方に何か一つでも参考になることがあったら嬉しいです。

今年の夏は異常に暑くてまいってしまいますが、無理をせず、気を付けて過ごしていきましょうね🎐

それでは、また!







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