見出し画像

いつか住みたい街

「いつかこんな街に住めたらいいな」
最近そんな妄想を、気がついたらしていることがある。

私は職業柄、仕事を変えない限り定年まで今の土地に住み続けることになる。

今の街もいい所だけれど、一度しかない人生、せっかくならもっと色んなところに住んでみたいなぁ〜と思う。

そういう願望があるからか、日々住んでみたい街妄想が止まらない。

*   *   *

いつか住みたい街。

まず、小さな雑貨屋さんやカフェがたくさんあるといいな、と思う。
ふらっと散歩がてら立ち寄れるような。
レトロな雰囲気だったらなお良し!

街自体は、そこまで都会じゃなくてもいい。
大きなショッピングモールがたくさんなくても個人的にはOK。

けれど、店のショーウィンドウや通りのイルミネーションなんかで「もう春だな」とか、「もうすぐクリスマスだな」みたいに、季節を感じられたらいいな、と思う。

あと、近くに新鮮な野菜が安く買える場所があるといいな(その点については、北海道最強!ありがたし!と思っている)。

適度な自然が身近にある、というのも外せない。
緑がある公園や川沿いの散歩道があると、そこを歩くだけで気分転換ができそう。
学生時代に函館に住んでいたこともあるけれど、海がある街もよかったな。

あと、面白そうなコミュニティがある街に住んでみたいなと思う。

たとえば、私はカフェが好きだったり、趣味で楽器をやっていたりするけれど、同じような趣味の人たちが集まるサークルや教室がある環境だったら、いろんな人と交流できるし、仕事以外の部分でも充実した時間を過ごせるかな、と思う。

最近、社会人になって新たな知り合い(というより友人?)がなかなか出来づらくなってきたな…と感じる。

もちろん、どこに住んでいても、自分次第で人との交流を広げることはできると思う。
人口の少ない街にいても、今は交通手段だって発達しているし、ネットを使えば各地の人達と交流できる。

だけど、できれば20代のうちにいろんな人達と直接出会っていろんな価値観を知りたい、とここ最近強く思うようになった。

もしかすると、30代になったらそういう気持ちに変化が起きることもあるかもしれない。
今とは逆に、人があまりいない田舎に住みたいな、とか、子育てしやすい環境がいいな……、とか。

それでも、まずは「自分って、今、こんな環境を求めているんだなぁ」と素直に受けとめてあげようと思う。

*   *   *

住みたい街の理想を書き出してみて、「これって、自分の求めているライフスタイルを知るきっかけになるのでは」と、ふと思った。
(もしかすると、既にそういうメソッドが巷にあるのかもしれませんが…!)

いきなり、自分の理想のライフスタイルは?と聞かれると、なかなかすぐに浮かばなかったり、答えられなかったりする。

けれど、住みたい街のことをぼんやり考えていると、おのずと「自分は本当はどんな生活を送りたいのか」が見えてくるかもしれない。

そう考えると、この妄想も無駄じゃなかったのかも……?(笑)

いつか住みたい街。

すぐには行動に移せなくても、これからも常に自分の中に描いていたいな、と思う。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?