見出し画像

【#多読多聴 のやり方】おすすめの4サイトと活用法! #英語学習法

皆さんこんにちは。
先日、twitterで多読多聴でおすすめサイトをつぶやいたら沢山のいいねとリツイートを頂いたので、もう少し深堀して多読多聴のやり方と、おすすめの4サイトのそれぞれの特徴について紹介したいと思います。

🌷Kanaの自己紹介🌷
◆英検1級、TOEIC980点
◆社会人向け英語コーチングスクールを新宿&オンラインで経営
◆年間1,000人以上のカウンセリング&指導を実施
◆指導実績◆
👑TOEIC 最大365点UP(3ヶ月)、平均265点UP(3ヶ月)👑
👑英検1級・準1級・2級合格者多数(平均3ヶ月)👑
👑TOEFL 80点以上の実績多数、UCバークレーへの合格実績あり👑
👑IELTS 6.5以上の実績多数👑


多読多聴のメリット

英語学習者の方には、超ビギナーの方を除いて、多読多聴をやってほしいと思います。
多読多聴にはたくさんのメリットがありますが、個人的には以下3つかなと思っています。

1: 学習した単語・文法が実際に使われているシーンに出会える
2: リーディングやライティングの背景知識が強化できる
3: 英語の処理速度が上がる

メリット1: 学習した単語・文法が実際に使われているシーンに出会える

英検、TOEIC、TOEFL、ITELTSなど何でもよいのですが、皆さん日々単語や文法を学習して、沢山インプットをされているかと思います。

ただインプットは大変ですし、つまらないと感じることも多々あるかと思います。
多読多聴をすることで、
「お!1か月前に単語集で覚えた表現だ」
「この前勉強したあの文法が使われている!」
といった体験をすることができます。

このような体験があると
・暗記作業の重要性を体感できる:
英語を学習していると、こんなの覚えて意味があるのかな?と思ってしまうことありますよね。学習した内容が実際に使われているという体験をすることで、「今取り組んでいることは、英語が理解できるようになる上で必要なことだ」と実感でき、モチベーションを維持しやすいと思います。
・定着度が上がる:
参考書で出会った単語・文法に実際のシーンで出会うことで、定着度が上がります。なかなか覚えられない単語に文章中に出会い、参考書に戻って再度覚え直したら一発で定着することもよくあります。
・英語が好きになる:
なにより、実際に学んだ知識で英文が理解できる実感が生まれると、英語が好きになれます。

メリット2: リーディングやライティングの背景知識を強化できる

英検準1級以上やTOEFLになると、日本語でも読み書きしないようなトピックを読んで設問に答えたり、自分の意見をライティングやスピーキングで表現しなくてはいけません。

実際に英検やTOEFLの勉強をしている方で、
「日本語でも何を言っているかわからない」
「日本語でも何を書いてよいかわからない」
という方が多いです。

日頃から社会的な動き、ニュース、自然科学の話題など、広い事象について考えていないと、高いレベルの言語表現は、日本語でも英語でも難しいです。

なので、日頃から意識的に英語でニュース・時事的なトピックなどを多読多聴しておくことは重要だと思っています。

メリット3: 英語の処理速度が上がる

英文を理解していく経験を多く積むことで、読むスピードが上がります。読むスピードが上がると、リスニングで理解できる文章の長さ、速度も上がります。

では多読多聴に適した素材とは?

このような多読多聴のメリットから、適した素材は以下の条件を満たす必要があると私は考えます。

1: 平易な表現で書かれていること
2: ニュースや自然科学など、知的なトピックに関するものであること
3: 短いこと(毎日気軽に触れることが、大量の英語に触れるには必要)

中高生の時に、ペンギンリーダーなど、子供向けの小説を学校の教材として使用された経験がある方もいらっしゃると思います。

平易な表現ではあるのですが、個人的には無理して読まなくてもよいかなと思います。内容が長いため途中で挫折してしまう可能性があること、ニュースや自然科学といったトピックには触れないため、英検やTOEFL対策に結び付きづらいことが理由です。(もちろん、英語学習の目的が小説を楽しむことであったりする方にはよいと思います。)

また、Podcast, Audible(オーディオブック), Netflixの字幕を2か国語で表示できるChromeアドイン"Language Learning with Netflix", Ted Talkなど、リアルで使われている英語を知れるコンテンツも今は溢れています。

こういったコンテンツは素晴らしいですが、初級~中級レベルの英語学習者は無理して学習素材として使用しなくてよいと思います。超上級者の方々を除いては、このようなリアルな生の英語はレベルが高すぎて集中しないと内容が入らなかったり、理解が追いつかずつまらなくなってしまうのではないでしょうか。難しい英語に触れることでモチベーションが上がる方もいらっしゃるので、そういった方はどんどん取り入れてよいでしょう。ただそうではない方が、「こんなに勉強したのに英語が全然分からない」となってしまうのは避けた方がよいとは思います。

おすすめの4サイトとアプリ

前置きが長くなりました。お待たせしました。本題です。

私が英語学習者の方お勧めしたい多読多聴コンテンツは、以下の4つです。

1: VOA Learning English
2: BBC Learning English
3: CNN10(昔のCNN Student Newsです)
4: ニュースで学ぶ「現代英語」(昔の「ニュースで英語術」です)

いずれも平易な表現で、かつニュースや自然科学といった時事的または学術的なトピックに触れることができます。

また、音声とスクリプトが付いています。

音声があれば、通勤通学中や散歩がてら聞くことも可能ですし、分からない箇所はスクリプトで確認という使い方もできます。

初級者の方には、しっかりと読んだ後の復習として、音源を何回も聞いてみるという使い方もできますね。

1: VOA Learning English

アメリカ国営ラジオ放送局VOA(Voice of America)が、非ネイティブスピーカー向けに制作している英語学習サイトです。

5-10分程度のニュースやアメリカの歴史についてのコンテンツが充実しています。インタビューもあり、口語表現も学べます。

英検やTOEFLを目指している方におすすめです(読み上げるスピードがスローなので、これだけで対策ができるとは思わないで下さい)。

レベルは、Beginning, Intermediate, Advancedの3段階あります。

2: CNN 10

CNN10は、10分でアメリカのニュースダイジェストを平易な英語でまとめたコンテンツです。アメリカの高校生などに向けた、子どもニュースのような位置づけです。

VOA Learning Englishは遅すぎて物足りないが、アメリカ英語の多聴がしたいという方におすすめです。

スクリプトも全文あり、「CNN10 transcript」と検索すると出てきますが、動画と同じページには用意されておらず、若干分かりづらいため、リンクを貼っておきます。

3: BBC Learning English

BBC Learning Englishは、コンテンツが短く、平易な表現(Lower Intermediate, Intermediate, Upper-Intermediateとレベルも選べます)が多いので、疲れているときでも手軽に英語に触れることができます。

トピックも多岐に渡るので、様々な目的で使えます。
・English at Work(オフィスシーンでの英語)
・English at University(英語圏の大学進学準備)
・Grammar, Vocabulary(英語で英単語や英文法を学ぶ)

これはメリットでもデメリットでもあるのですが、イギリス英語です。なので、IELTSの対策が目的の方、TOEICでイギリス英語が聞き取りにくいという方にはよい練習になるでしょう。

この発音を真似するのは多くの人にはやや難しいので、多読多聴で出会った表現を積極的に会話でも使えるようにしていきたいという方は、VOAやCNN10のほうがよいかもしれません。

4: ニュースで学ぶ現代英語(NHK)

NHKが提供している英語学習コンテンツです。

平日毎日、1つのニュースを5分程度で英語の動画とスクリプトで紹介しています。

メリットは日本でも流れているニュースなので馴染みやすいということです。加えて、日本語訳と日本語でのワンポイントレッスンがあります。

かなり良質なコンテンツなのですが、上の3つほど知られていない気がするので、是非チェックしてみてください。

取り組む際のTips

最後に、多読多聴に取り組む際のTipsをご紹介します。

1: 毎日取り組む
多読多聴はなんといっても慣れのためにやることです。
短い時間でもよいので毎日やりましょう。
2: 易しめだなと思うレベルを選ぶ
継続するためにも、知らない単語や文法は極力少ないほうがよいので、迷ったら少し易しめだなと感じるものに取り組みましょう。先ほど紹介したVOAやBBCならレベルが選べます。
3: 真面目にやりすぎない
毎日やるためにも、真面目にやりすぎないでください。
英語学習者の皆様は、TOEICや英検などの参考書に日々取り組まれていると思います。そちらは完璧にするべきですが、多読多聴で出てきた単語を完璧に覚えようとしすぎないでください。あくまでも続けることが重要です。

いかがでtか。
多読多聴を行うことで、英検やTOEFL、IELTSのリーディングやライティングの背景知識が強化できる、英語を英語のまま理解する処理速度が上がる
というお話でした。

また実際に、英語資格試験(TOEIC・英検・TOEFL・IELTS)や英会話に関する悩みを相談したい、サポートに興味があるという方は、「武田塾English」で無料カウンセリングを承っていますので、お気軽にお問合せください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?