見出し画像

あいまいを形にするためにおすすめのデザイン本

「かわいい」とか「かっこいい」って、何だろう。
デザインを考えるとき、こう思うことはないでしょうか?

以前、デザインを考えるときは言語化した方がいい、と書きました。
でも、「かわいい」「かっこいい」「おしゃれ」「ナチュラル」「エレガント」……なんとなく共通の認識はあるけれど、主観にも左右される言葉って、どう言語化したらいいかわかりませんよね。

この問題を解決してくれる本があったので、2冊ご紹介します。デザインの具体化に迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

『イメージをパッと形に変えるデザイン大全』|尾沢 早飛

「かわいい」や「明るい」といった「イメージワード」と、作例の「ビジュアル」で構成されたデザインの本です。

各章ごとにイメージワードが設定されていて、それぞれのイメージを探しやすくなっています。
「かわいい」デザインの中でも、「やわらかな」や「女性的な」といった細かなイメージごとに分けられているので、こうしたいと思っていた!というデザインのイメージをつかむのにぴったりです。

作例が200点を超えているので、見ているだけでも楽しいですし、普段自分が作らないイメージの項目を見るだけでも勉強になると思います。


『見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色』|ingectar-e

たった3色だけで、誰でもセンスのいい色の組み合わせが作れる配色本です。「ナチュラル」「ポップ」など、カテゴリーごとにテーマ分けされて自分のイメージのものを探しやすいです。

また、作例の色の面積比も掲載されているので、このイメージにするためには、この色の比率が大切なんだな、と今後にも活かすことができる構成です。

カラーインデックスも掲載されているので、使いたい色からデザインのイメージを固めていくこともできます。作例もたくさん掲載されているので、見ているだけでも楽しめる本です。


デザインを言語化する以外にも、SNSで情報発信する方は、セルフブランディングで自身のテーマカラーを決めるのにも参考になると思います。

あいまいを形にする

あいまいな言葉を形にするのは、とても難しいことです。今回紹介した本で、楽しみながらイメージをつかんでもらえたらいいなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?