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七十二候:芹乃ち栄う

新しい季節が巡りました。
約5日ごとに巡る七十二候の季節の話。でも今年の「芹乃ち栄う(せりすなわちさかう」は4日間しかないのです。暦の関係?日数合わせ?な不思議。

2023/1/6~1/9は、七十二候 第67番目の侯(季節)である「芹乃ち栄う(せりすなわちさかう)」。読んで字のごとく、植物の芹が冷たい水辺に生え始める季節です。真冬の一番寒い時期に育つ「芹」。一箇所から競い合うように生えていることから、「競り合う=せり」という名前がついたそう。キーンと冷えた水辺に競い合って生える芹は1~4月初めに旬を迎える、鮮やかな緑が美しい春の七草の一つです。

この時期、七十二候「芹乃ち栄う(せりすなわちさかう)」とともに訪れるのが「人日の節句(じんじつのせっく)」。別名、❝七草の節句❞。

1月7日の朝、春の七草を入れたお粥を食べ、胃腸を労わり、一年の無病息災を願う季節の行事です。七草粥の日(七草の節句)が桃の節句や端午の節句と同じく、五節句の一つって知ってましたか?実は1月7日は、季節の節目に数えられるとっても大事な日なのです。

【春の七草】
・せり
・なずな
・ごぎょう
・はこべら
・ほとけのざ
・すずな
・すずしろ

春の七草

本来、旧暦と新暦(今の季節感)は約1ヶ月ほどズレているから、自分で春の七草を集めるのってとっても大変!でも今は、七草農家さんがちゃんとパックに入れて準備してくれているから良い時代になりました。1月7日にスーパーに寄ったら、ぜひ「春の七草セット」を見つけて七草粥を作りましょう♪皆さんが今年一年、無病息災でありますように!

季節を感じる暮らしを通して、皆さんの日々がより豊かに広がっていきますように♪ このページを見つけてくださりありがとうございました。

明日も良い一日になりますように♪
kana【季節を感じる暮らし/四季ソムリエ】

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