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「最初の20字」に魂を込める

私は、言葉が苦手だ。

正確に言うと、
「自分の考えを言葉にして伝えること」
が苦手だ。

そう感じたのは、社会人になってからだった。

言葉なんて、日本ではたった1つの「日本語」という共通言語しかないわけだから、通じないわけないじゃんと思っていた。

それが、通じない時があることを知った。
(とても恵まれた22年間を過ごしていたのだ、と大人になってから気づいた。周りの人たちが私の言葉を理解しようとしてくれていたから、だから自分は何も困ることがなかったのだ。)

細かいことは特に気にせず、自分が感じたことをそのまま言葉にして発したり文字にしていたのだが、「相手によって捉え方が変わってしまう伝え方」というのがあることを体感した。
自分の「言葉」に対する姿勢が甘かったと反省した。

仕事ではマーケティングのプランナーをしていて、企画書などの資料を作る機会がとても多い。なので、本来ならばそんな仕事をしている人間が「言葉が苦手だ」なんて言うべきではないのだ。それはわかっているのだが、入社1年目でぶつかった最初の壁がこの「言葉」だったことは事実である。

ここまで言葉に苦手意識を持っている私なのだが、不思議なことに、人が紡ぐ言葉はとても好きだ。
なんというか、自分に刺さる言葉を見つけると、まるで運命の人にでも出会ったかのようなトキメキを感じる。それはきっと、「自分が言葉で言い表せなかった自分の想い」が文字としてはっきりと目の前に現れたからだと思う。

noteでの記事との出会いもそうで、たまたま見つけた記事にときめいて結構頻繁に「スキ」を押してしまうのだが、よくよく考えると、その記事を読もうとするきっかけは全て「タイトル」だということに気づいた。

タイトルに惹かれると、記事の中身に期待してすぐにクリックしてしまう。

しかしそのタイトル、よく見てみると、20字程度までしか表示されていない。20字ちょっとを超えると、「…」として省略されてしまう。(私はこの省略されているタイトルを見て、読む気が少し失われてしまうことがよくある)

もしかしたら、人が言葉で伝える時、あるいは言葉で受け取る時には、20字がちょうどいいのではないか。そんな仮説が自分の中で浮かんできた。


…と思っていたら、それと同じようなことを言っている本がすでに出版されていた。

『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法/浅田すぐる』

なぜ20字がいいのかはこの本に書いてあるらしいが(私はまだ読めていません…笑)、どうやら私の仮説は当たってたみたい。

言葉で表現するのが苦手な私でも、最初の20字(=タイトル)に注力して、見た人に「この記事面白そう!」と思ってもらえるようになりたい。
そして、それが仕事の時にも発揮できるようにしていきたい。そうやって、自分の考えや想いを言葉にして発信することを好きになっていきたい。

それが、私の今年の目標の1つ。です。

今年は、自分の考えを言葉にすることを恐れず、もっとnoteを更新する! !


※「言いたいこと、伝わってるよ!」「いい記事だね!」と思ってくださった方がいらっしゃいましたら、「スキ」を押して頂けると嬉しいです笑 今後の励みにします…!

#note書き初め #仕事 #ライフハック

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