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英会話できない問題

MBAの同級生は、フランス人、アメリカ人、イギリス人、イタリア人、スペイン人、ドイツ人、中国人、インド人、ベトナム人など本当に様々な国籍のメンバーがいます(約300人の同級生は約70か国から集まっています。)。そして、授業が英語で行われることもあり、みんな英語を母国語のように話します。しかも、帯同してくる家族も(なぜか)英語がふつうに話せています!!(衝撃)
 
一方で私は、言っていることがかろうじてわかっても、自分の考えを英語に変換して発信するというのはなかなか厳しいです💦他の日本人の帯同家族たちも同じように言っているので、私だけ特別というわけではないはず(そう信じたい)。
日本では近年小学校から英語が必修化され、今大人の私世代でも多くの方は中学校から英語をしっかり学んでいるはずなのに、なぜこんなにも他国との差があるのでしょう・・・・。  

①英語教育の内容の違い

海外では、「英語(語学)」ではなく「英語(会話)」を習得するための教育がされているそうです。例えば、ネパール人に聞いてみたら、ネパールでの学校の教育言語は英語だったと言っていました。
日本はどちらかというと、「読む・聞く・書く」が中心で、「話す」を練習することはほとんどないように思います。学校の授業で英語で会話の練習をした記憶、私はありません・・・。  

②英語を話せなくても困らない?

日本に住んでいると、日本語を話す日本人と日本語が話せる外国人にしか出会わないので、ふつうに暮らしていて英語が話せなくて困ることはありません。フランスに来て感じることとしては、フランス人だけでなく各国から移住してきた様々な国籍の人たちが暮らしているので、共通言語として英語が必要だということです。ヨーロッパとしてひとつながりになっていて行き来も自由なので、英語で会話できたほうが便利、というのも事実です。  

③間違えたくない日本人?

みんながみんなそうなのかわかりませんが、人前で間違えることが私は苦手です。英会話でも、伝わらなかったら恥ずかしい、みんなの会話を中断させて時間を取るのは申し訳ない・・・と考えてしまい、なかなか最初の一言が踏み出せません。周りを気にしすぎるがために、発言せずに黙っておこう、となってしまって会話のチャンスがあってもうまくいかせないことがあります(考えている間に話題が変わっていることもしばしば。)。
同級生メンバーは、私が片言で何かを発言しようとしたり、小学生レベルの英語で質問をしても、嫌な顔などせずににこやかに対応してくれます(むしろ笑ってくれたり、言葉を拾ってくれたり、本当にやさしくて感謝)。優しい人柄ということもあると思いますが、当人たちも多くが母国語が英語ではなく、英語(会話)を一生懸命習得してきた過去があるので、それに直面している私を寛容に受け止めてくれているのかなと思います。または、国民性として、相手が英語が苦手だったとしても大して何も思わないということもありそうです(笑)


 
もし英会話ができたら、MBA同級生やその帯同家族たちと楽しく会話をしてフランス生活をより楽しむことができたのかな・・・(そもそも人見知りなので、そううまくいくかは実際のところ不明ですが(笑))。言葉がすべてではないですが、英語を使って日本以外の国の人と会話ができると、自分と違う考え方の人の言動の背景を本人から直接聞けるという利点があります。試験で高得点が取れる・就活に有利というだけではない英会話のメリットを若い時に知っておけたら、英語を学ぶ姿勢も違っていたことでしょう😢

・・・色々思うところはありますが、今はオンライン英会話をすることが単純に楽しいですし、少しでも上達するといいなぁ。

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