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ミス・フランスになれる!幸運を呼ぶTV雑誌

2022年のミス・フランス・コンテストは、12月11日土曜日に、カン市(Caen)「Zenith」で行われました。


29名の候補者


2021年のミス・フランスは、ノルマンディー地方出身のアマンディン・プティ(Amandine Petit) でした。


ミス・フランス・コンテストを差別という「Osez Le Féminisme」

「Osez Le Féminisme」という団体は、女性の権利を守るために、ミス・フランス・コンテストを相手取り、法的措置をとっています。

毎年、この議論は繰り返されていますが、多くのフェミニスト活動家たちは、差別的な参加基準を非難しているのです。

ミス・フランスの称号を得るためには、厳しいルールがあることは否定できません。

年齢、身長、私生活、さらには犯罪歴などが厳しくチェックされます。


ミス・フランスへの参加基準

・ 独身であること
・ 公共の場で酒やタバコを吸わないこと
・ フランス国籍、もしくは帰化者であり、大会開催年の11月15日時点で17歳から24歳までの女性であること
・ 身長が170cm以上であること
・ 候補者は「生まれつきの女性」でなければならない
・ 刑事訴訟および/または有罪判決の対象となったことがない
・ 刺青は認められますが、目立たないものに限る
・ 美容整形を受けていないこと(しかし、手術が禁止されているわけではありません。)


ルールに違反した場合、そのミスは、失格となり、受け取ったすべての賞品を返還しなければなりません。


ミス・フランスには、57,000ユーロのプレゼント

ミス・フランスに選ばれると、モーブッサンのサイン入りの王冠とたすきを受け取るほか、

・ プジョーの電気自動車「e-2008」
・ ジョットのダウンジャケット
・ フェスティナの時計10本
・ LPGエンダモロジーによる1年間のハイテク治療
・ メイクアップテーブル一式
・ ソティスの研究所での治療
・ 16インチのMacBook Proコンピュータ
・ Samsung製テレビ
・ Nicolas Fafiotte社が提供するオーダーメイドのドレス
・ Une Robe Un Soir社が提供するオートクチュール作品のショールーム一式
・ 公の場に出る際のSaint Algue社の美容師1年分
・ Jolicils社のアイケア1年分
・ Air Austral社が提供するビジネスクラスでのパリ/サン・ドニへの旅行2名分
・ レユニオン島のNess By D’Océanでの6泊7日宿泊2名分

約57,000ユーロ(約740万円)相当の贈り物が授与されます。


ミス・フランスの給料は?


新ミス・フランスには、1年間、毎月3,000〜5,000ユーロの給料が支払われます。

また、パリの凱旋門の近くにある、家賃が月1,500ユーロと言われている所に住むことができるのです!


幸運を呼ぶTV雑誌とは?

毎年、この「TV MAGAZINE」の表紙を飾るミス・フランスの候補者の中から、その年のミス・フランスが偶然にも選出されており”幸運を呼ぶ雑誌”と言われています。

今年は、どうだったのでしょうか?


2022年のミス・フランスは?

2022年のミス・フランスは、ミス・イル・ド・フランスのディアン・レール(Diane Leyre)でした。

幸運を呼ぶ「TV MAGAZINE」の表紙の写真には出ていませんでした・・・。

しかも、彼女は中間審査で29人中15人選出された中で、最下位の”15位”で選出されたミスでした。

新ミス・フランスは、国際貿易の修士号を持ち、トリリンガルでもあります。

スピーチでは、”私は国際貿易のために留学をしていたので、人前で話すことにとても慣れています “と説明。

2022年のミス・フランスは、人種、同性愛者に対して差別なく、共に生きることを守りたいとステージで発表しました。

今回、新ミス・フランスのディアン・レールの1分間のスピーチは、とても素晴らしく、上手にアピールできたことがミスに選ばれたことにとても影響したと思います。

ミス・フランスは、容姿だけでは選ばれないのです!

1920年〜 地方別ミス・フランスの人数


イル・ド・フランスは、(ミス・フランス16名)
グラン=エスト(9名)
プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(8名)
ヌーベル=アキテーヌ(8名)
レ・オート=ド=フランス(8名)


イル・ド・フランスから、

17人目のミス・フランスの誕生です!

今後の活躍が楽しみですね。


本を出版することを目標にしています。 サポートして頂けると嬉しいです!