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2013年4月5日のわたしへ

『わたしをつくるもの』

なぜだろう
小さいころに教わったことを大切にすると
世の中が生きにくく感じるのは

正直に生きなさい
弱い人には優しくしなさい
電車や坂道、自転車や歩道のルール
自分がされて嫌なことは人にしてはいけない
多数決は絶対じゃない
長いものに巻かれずに
自分の目で何が正しいか見極めなさい

という言葉

それらすべてが、
わたしを形成する大切なものなのに
時々どうしても折れそうになる

2013年4月5日のわたしの日記

今なら少しわかる。
この言葉が、わたしにとって“どういうもの”だったのか。

でも、どうしても今も、これらが的外れだったとは思えない。

やっぱり今のわたしにとっても大切な価値観だと思う。

でも、親になって、今この時の言葉そのままで子どもに伝えようとは思わない。
今のわたしは、

「嘘も方便」ということもあるし、「貫き通せば本物になる」とも思っている。
弱い人にやさしくする前にまず、自分に優しくしてあげてほしいと思う。
こだわりがないものは長いものに巻かれたっていいと思う。

でもやっぱり、「自分の目で何が正しいか見極めてほしい」とは思う。

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