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「ごめんなさい」と言えること。

子育て中の私ですが、
母としてはあまり優秀ではないと思っています。

たまたま一人っ子で
子どものことを優先しやすいので、
話を聞いてあげたり
希望を叶えやすかったり
子どものペースで動ける環境ではあります。

そして
子どもは喋り出しが早かったし、
人と関わることが好きなので、
自分の想いを伝えるのも
上手だったのかもしれません。

それはさておき。

学校の勉強が優秀であろうと
そんなことは生きていく上で
役に立つかどうかと言えば
そうでもないことも多いと私は思っています。

「生きる」という中では
知識よりもコミュニケーションの方が
大切と感じることが多いからです。

子どもと関わっている中で
あまり気にしてなかったのですが、
気にならなかったのは
子どもは挨拶もサラッと言っていたからでした。

我が子は現在、小学六年生。
反抗期どころか、相変わらず甘えん坊です。

習い事もあり、
家で夜ご飯を食べられない日もあります。

そのため、お弁当を準備して
持たせるようにしています。

基本的に好きなものを中心に入れるので
残すことはありません。

それなのに
先日、珍しくお弁当を残してきました。
「ごめんなさい。今日はお弁当残した。」

その理由は2つ
・ご飯が硬かった
・ピーマンが苦かった

どちらも私のせいなのですが・・・

それなのに、どうすれば食べられるかを
子どもなりに考えたようです。

帰宅してから食べ始めました。
ご飯はお茶漬けにして
ピーマンはどうしても無理でした。
(どうもかなり苦みが強いものだったようです)

ピーマンの炒め物だけ残ったお皿を見せ
「ごめん。やっぱり食べきれない。」

一緒に炒めた野菜は食べてくれたので、
ピーマンだけそっと私が食べました。

後から考えたら
我が子ながら素敵だと思ったのです。

だって
「ごめんなさい」って
言ってるのですもの。

そもそも私の調理の技術で
美味しくない状態で持たせたもの。

それでも残したことを申し訳ないと思うのは
作ってもらえることに感謝してるからかな?
と思ったわけです。

ただの食いしん坊であれば
作った私には謝る必要ないでしょうし。

そういえば我が子は
「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」など
サラッと言っているんです。

サラッとしているから
特に気になっていなかったけど

私はそこまで言えているかな?
と思うこともあります。

ちょっと抜けている母だから
しっかり成長しているのでしょう。(笑)

私も我が子のように
サラッと言えるようになります!

いただいたサポートで、新たな作品作りの材料を購入したいと思います。