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海外出張に行ってきた(観光編)

中国大連出張第2回。
先週、仕事が押して書ききれず一週遅れです。(すみません)

仕事の日程は月~水だったけど、同行する取引先の方が観光できるようにと土曜出発にしてくれた。

関空国際空港

まずは家の近くのバス停から関空行きのバスに乗る。(歩いて行ける距離に関空行きのバス停があって助かる)
バスは第2ターミナルまで行くけど、時間に余裕があるので第1ターミナルで時間をつぶそうと第1ターミナルで降車。

やっほーい、空港はテンション上がるのーう。

2階の飲食店フロアでお昼ご飯。近年改装して新しいフードコートエリアと店舗エリアがある。
しばらく口にできなさそうな、蕎麦にした。
飲食店はどこも外国人観光客が多くて、日本人客の方が少なそうだった。

おなかが膨れたところで、3階へ。
ユニクロで乾きやすいトップスを1枚買おうと思ってたのに、なんと3階フロアが全部改装中で買えなかった。まぁいいや。なんとかなるだろう。

4階の国際線ターミナルでモバイルWifiを受け取り、円⇒人民元に両替した。各航空会社の出発カウンターが並んでるだけあって、人混みがすごかったけど、その二つのカウンターはどちらも空いてた。
ちなみにWifiと両替のカウンターは向かい合ってた。(超便利!)

国際線ターミナルも、飲食店フロアも、駅前も、もーう人でいっぱい!!
外国人でいっぱい!!そりゃそうだ、大阪の街中にあんなにいっぱいいるんだから!笑

大阪出発

1階のスタバで食後の茶をしばいてると、取引先の同行者の方から第2ターミナルに着いたと連絡が来たので、第2ターミナルに向かって合流。
(到着後、間違えて国内線の方に入っちゃった)

驚いたのが春秋航空のカウンターは航空券不要だったこと。
予約時にパスポート情報を登録しておいて、受付時はパスポートだけでOK。
航空券をなくす心配もないし便利だなーと思ったけど、国内線はパスポート不要だから、代わりになるものは搭乗券ぐらいしかないから、仕方ないのかもしれない。

カウンターで受付を済ませて(中華系のLCCなので、乗客はほぼ中国人だった)、手荷物検査を抜け、出国審査へ。
外国人と日本人でカウンターが違うんだけど、別れ道に立っていたガイドさんに、何も聞かれず「こちらへ」と日本人カウンターに案内された。
同行者は中国人だったので、あとで「あ、中国の方?ではこっちへ」と案内しなおしていたけど、服装とか雰囲気とか荷物の量で見分けてるっぽい。
あまり間違えなくて、いちいち聞くよりその方が効率がいいんだろうな。
(たしかに私でも見分けられそう、なにが違うかはっきり言語化するのは難しいけど)

ちなみに第2ターミナルの国際線フロアにも免税店がちゃんとあった。
小さいドラッグストア、お菓子なんかのお土産屋さんも。
京都限定キットカットと白い恋人とじゃがポックルとグミをお土産に買った(中国の人に人気らしい。ここは人気優先で大阪のお土産でないことは度外視)

しゅっぱーつ

大連到着

大阪から大連へは直行便で2時間半ほど。だいぶ近いぞ。
入国審査は緊張した。指紋(手間取った)と顔写真を撮って、一息ついていたら、聞かれた。

「○▼※△☆」
なんて????
「○▼※△☆」
え???
「○▼※△☆」
分からん
「○▼※ス?」
うーん???
「ビジネス?」
あ!そう!びじねす!!

あー、焦った。係員さん、聞き取れないやつでお手数かけてごめんなさい。
そういえば目的は口頭で聞かれるんだった。すっかり忘れてた。
無事に荷物を受け取り、迎えの車に乗って夜ご飯のお店へ。
取引先の方が迎えにきてくれていたのだが、寒くない??ってめっちゃ聞かれる。親戚のおばちゃんみたいな親しみやすさと親切さ。。

道が広い!四車線もある!
建物が大きい(30階はあるだろうマンション群)!
車がビュンビュン走ってる!信号があんまりない!
でもなぜかあまり緊張感ない!(アジアだから?)

夜ご飯は海鮮のお店へ連れて行ってもらった。大連料理らしい。
いけすから食べたいものを選ぶスタイル。海鮮居酒屋っぽいな。
見たことない貝とか種類がたくさんあった。
味付けはもちろん中国料理(中華料理ではない)
少し辛くて油っぽい。

ホテル近くにいたネコチャン
全然逃げないことにびっくりした

近所の小売商店で買い物をしてホテルへ。
小売店の品ぞろえはドラッグストアみたいだったけど、ナッツや果物もたくさん売ってて面白かった。大連はまだ春が来る直前くらいの気候なのに、スイカも売ってた。南から仕入れるらしい。
店先でイチゴがたくさん売っていて、同行者にカイロとイチゴを買ってもらった。(またもや親戚のおばちゃんみがある)

これで半分の量。この倍量で売ってました

ホテルは日本のホテルと変わらないくらいアメニティがあって、きれいだった。トイレもペーパー流してOK。日本のホテルと違ったのは、ナイトウェアとバスタブがないことぐらい。
新しくて若い人に人気のホテルらしい。
1日目はここで終了。

中山広場

事前に観光はどこに行きたいか?と聞かれていたけど、なにがあるのかさっぱりわからず、直前に読んだ大連観光のガイドブックから選んだのが、中山広場。あと路面電車に乗りたい、とリクエストした。

日曜なのに、取引先からアシスタントの方がガイドとして来てくれるというので、半日だけお願いした。一日動き回る体力ないし、時間を取ってもらうのも申し訳ない(会社から時間外手当が出るんだと思うけど)

ホテルからタクシーに乗り、途中ででっかいでっかい橋を渡って中山広場へ。
広場はうん、なんてことない広場。うん。鳩居るね、円形だね、うん。

ここで見たかったのは周りの古い建物だった。ロシアと日本の統治時代に作られた100年ほど前の建物がそのまま使われているという。
円形になっている広場をぐるっと取り囲む形で10くらいの建物が建っていたので一つずつ回ってみた。

ぜんぶ銀行やん!!

日曜だったけど、中国の銀行は窓口を縮小して土日でもやっているところが多かったので、中にも入らせてもらった。
どの建物も警備の人がいて「何しに来た?」と聞かれるけど(あきらかに銀行の客じゃないから)、見学だというと「写真NG、見学はOKよー」という感じで1階のフロアを快く見せてくれた。
昔の写真の展示コーナーを設けている銀行もいくつかあって、わざわざ説明してくれた警備員さんもいた。
慣れてる感じ。わりと入ってくる観光客がいるんだろうな。

中山広場からは歩いて近くの路面電車の駅に向かった(駅も銀行の警備員さんが教えてくれた)
昭和時代の古い車体は、もう少なくなっていて、新しいきれいなものが多いという。
ガイドさんに古い車体がいいですよね?と聞かれたけど、路面電車に乗りたかっただけなのでどっちでもよかった。
でもせっかくだしと思って、1本やりすごして、古いのが来ないか待ってみたら、なんとお目当ての古い車体がきた。

ひゃっほー!しかしめっちゃうるさいな!ガタガタいう!!笑
市民の人の足になっているようで、買い物帰りのおばちゃんや習い事帰りの小さい子などが乗っていた。

そこから屋台が地下フロアに集まっているというショッピングモールへ、食べ歩きをしに連れて行ってもらった(お昼ごはん)

食べたのが、珍味だけどよかったらと勧められた「臭豆腐」。
プレーンなやつだったので、全部食べた。
臭いけど。臭いだけで普通の豆腐。おつまみにいいな。
観光客向けに比較的食べやすいようにしてあったのかもしれない。

果物がたくさんあっておいしいイメージだったので、果肉の乗ったマンゴージュース、練り物、焼き小籠包を食べてフィニッシュ。

ホテルへの帰りは近年できたばかりという地下鉄に乗った。できたばかりなだけあって、大阪メトロよりキレイ。
Alipayを使って切符を買えたよ、いえーい。
(Alipayで改札を通るやり方はわからなかった)

ガイドしてくれた方に京都限定キットカットをお礼に渡した。
取引先の方は中国人でも、例外なく日本で1年以上働いてましたって人ばかりなので、あまり珍しくはないと思うけど、喜んでくれた。よかった。

海鮮エキスおじや

夜はまた別の方が車で迎えに来てくれて、夕食へ。
代わりばんこで溢れるホスピタリティ。休みの日に申し訳ない。

この日も、いけすスタイルの海鮮のお店。
選んだ貝や魚を卓上の鍋で蒸す。それを醤油につけて食べる。シンプル~うまーい。
その鍋が二重構造になっていて、上の鍋の貝から出た出汁が下に落ちるようになっていた。その下に何を入れるかといえば米。

!!!! そういうことする!! おいしいやつやん!!
中華版おかゆを本場で食べてみたかったので嬉しい。とっても嬉しい。

うんまーーーわーい

帰りは、雨の中で海岸沿いのライトアップされた公園をドライブしてくれた。
高級マンションがあって、そこは香港の芸能人が買ったと有名なんですよ~なんてことを教えてもらう。
高台のホテルから見た大連はきれいだった。

印象に残ったこと

このお店でも、どこでも思ったのだけど、中国では日本よりお店の人とお客さんがよく会話している。何を言ってるのかはわからないけど。
日本だと、お店の人が必要最低限のことだけ一方的に話すことが多いと思う。いらっしゃいませ、とか料理の説明とか。

でもここではお客さんも普通に話してる。で、笑顔はないけど、どちらも言葉数は多くて、本音で話して意思疎通をしてる感じ。(当の本人は無意識で本音とも思ってなさそう)
お皿も変えに来てくれる、しかし笑顔はない。親戚の家に来て世話を焼いてもらってる感じがする。いいな。

次回は仕事編です。

(写真あまりなくてごめんなさい)


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