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もうすぐ卒業の娘。中学校生活で頑張ったこと

娘は感覚過敏の傾向がある。

大勢で1つのクラスで学ぶスタイルにストレスを感じてしまう。聴覚も過敏でにぎやかな雰囲気にも疲れる。つらい時には静かに過ごせる図書室でひとりで本を読むことがよくある。本を読むことは好きなので、仕方なく読んでいる訳ではないのが救い。雑音が気になりすぎて人の話が聞こえにくく、話すのも苦手。普通に毎日学校に通うだけでもかなりのエネルギーが要る。1年生の時はストレスから学校を休むこともあった。2年生の時も同じような状況だったけど、仲の良い友達ができた。それでもストレスでどうしようもなくなった時は学校で泣いてしまうことがあった。

3年生になってからは1度も休むことはなくなった。

泣いたことも1度もない。学校生活は趣味の合う友達もいて充実しているとのこと。毎日楽しいと言っていた。心配していたコミュニケーションも少しは学ぶことができたようだ。絵を描くことやゲームなど、好きなことを見つけて、それを友達に話すことができた。好きなことが同じと言うだけで会話がはずむ。そんな体験をしたのだろう。そのことが自分への自信につながったのだと思う。表情が明るい。自分の特性を理解した上で、集団の中でうまくやっていく方法を見つけて、忍耐強く過ごせたことと、引っ込み思案で自分の殻にこもりがちだった娘が、自分なりの友達付き合いができるようになったことは喜ばしい成長だったと思う。そしてこれからも大人になってからもずっと仲良しでいてくれるといいなと思う。

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