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福祉の視点から見た今後の医療と福祉

皆さんこんにちわ!株式会社SANCYOの嘉村です。
障がい者福祉サービスを運営している僕達から見た医療や福祉の関係性や今後のあり方など思っている事をnoteにまとめて見ました!
僕は福祉側の人間で一切、医療の資格や知識がある訳ではありません、その事を先にお伝えしときます。
少し長くなりますがゆっくり読んでもらえると嬉しいです。

まず福祉って皆さん誰しもが聞いたことあると思うんですが、どうゆう言葉の意味かってのはあまり聞いたことないと思いますのでおさらいです!

福祉とは

ふくし、英: Welfare)とは、「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉であり、すべての市民に最低限の幸福と社会的援助を提供するという理念を指す。

意外にも支援や介護の事かなー?と思った方が多いんじゃないかと思いますが、簡単にまとめると一人一人の最低限の幸せや豊かさを提供できる事。となります!

では医療とは?

医療とは医術・医薬で病気やけがを治すこと。治療。療治。

なんかあっさりしてますね笑

僕達、福祉の仕事をしていると、まず病院から何かしらの診断を得た方を支援しているので医療→福祉って流れが多いと思うんですが、僕達福祉側が、最初の診察や診断って行わないですよね?

診断とは

名・ス他》医者が患者を診察して病状を判断すること。転じて、物事に欠陥があるかどうかを調べて判断すること。

そしてもう一丁

エビデンス(根拠に基づく医療)

説明根拠に基づく医療とは、「良心的に、明確に、分別を持って、最新最良の医学知見を用いる」医療のあり方をさす 。エビデンスに基づく医療とも呼ぶ。注意深く、十分に実施された医療研究で得られた証拠を採用することにより、意思決定を最大限に活用する医療行為の1つである

要するに、お医者さんがエビデンスに基づいて診断を出すそれは医療的な知見に基いてますと!という流れです〜♪

そこで問題です(トゥルン♫)
福祉とは医療的な知見の元、必要とされる医療行為でしょうか?

5秒後…

はい!答えはNOです!

では、福祉と医療の違いは何でしょうか。そもそも福祉とは「しあわせ、幸福」という意味であり、医療が持つ「医術によって病を治す行為のこと」という意味に比べて定義が曖昧です。「公的配慮によって社会の成員が等しく受けることのできる安定した生活環境」という意味もありますが、それでは医療も福祉の分類の中のひとつ、ということになってしまいます。

そこで、今度は医療職に焦点を当ててみます。医療職の代表といえば「医者」があります。これも外科、内科、歯科、眼科、産婦人科、精神科と様々な種類がありますが、共通して言えるのは「治すのは人間の肉体に限定される」ということです。これこそ、福祉の医療の差のように思えます。すなわち、「肉体を癒すのが医療」で「心を癒すのが福祉」なのではないでしょうか。RPGで例えれば、HPを回復するのが医療、状態異常を回復するのが福祉である。
ドラクエに例えるとお医者さんはホイミが使えて福祉はキアラルやマヌーハ…少し違うかな?笑

何が言いたいかと言いますと、医療福祉も両方必要なんです。

なのでTANOSHIKAが大切にしてる事もっともっと推し進めたい事として医療連携があります。
では医療連携とは何でしょう?

地域医療連携とは、地域の医療機関が自らの施設の実情や地域の医療状況に応じて、医療機能の分担と専門化を進め、医療機関同士が相互に円滑な連携を図り、その有する機能を有効活用することにより、患者さんが地域で継続性のある適切な医療を受けられるようにするものです。
地域医療連携と出てきますね。

福祉側からの医療連携とはまだ定義がなく造語に近いかもしれません

ではTANOSHIKAが言う医療連携とはTANOSHIKAで働くメンバー(利用者のみんな)が就労や自立、目標に向かう為に必要な肉体の安定と精神の安定の為に必要な行為の一つではないでしょうか?
厳密に言うとお仕事をする為に必要なのは生活できる体調と精神の状態お仕事を出来る体調と精神の状態じゃないのかなと考えてます。

少し長くなってきましたがもぅ少しです。

お仕事する上で心の健康と体の健康は切っても切れない事だと思っています。
ただ、今の福祉の構造だと両方を一片に支援出来ません。
なので、自分達だけではなく、医療の方や各機関その人を中心とした連携が強く求められてくるんじゃないんでしょうか?

TANOSHIKAのメンバー(利用者)の中には強く就労意欲があるのに家に帰ってお酒をガボガボ飲んでしまったり、不安が強く朝まで一睡も出来なかったり、仕事したい気持ちとは裏腹に体がついて行かないって事が多々あります。
仕事のスキルがあるのに体調や気持ちがついていかないって本人達もすごくきついんですよね。。
けどそこの支援があれば、相談できる環境があれば自分の思いを形に出来るに近づけれるんじゃないんでしょうか?

出来ない事は世の中にたくさんあります、けど出来る事を考えればそれが一つまた一つ繋がりいつか出来ない事じゃ無くなってきます。
僕はそう信じて出来る事をいつも探しています、これからも探していくと思います。

ではこの辺で今回は閉めさせて頂きますね♫
最後まで読んで頂きありがとうございます!
福祉の業界も医療の業界も人があってこそです。
益々発展する事を願って皆さんバイバイ♪



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