典型的恋愛への憧れ〜璃月〜

漢方の先生とのカウンセリング、会社との最終手続き、みたい展示を見に行く、気になっている仕事にエントリーする、掃除…そんな毎日。

休日2日は彼の家の荷造り、それを運ぶ、片付ける。
いらないものを売りに行く、諸々。
引っ越し完了。
引っ越しを終えた翌日、始発で祖母の家のある関西へ。

寝不足&動きすぎ、とにかく色々なことで頭はフル回転。バッテリー切れのように、ぽけーっと過ごしている。

ということで、あるドラマを一気見中。
去年の暮れから、集中力がとことんない。
本読めない、テレビ見えないが続いていた。
特にストーリーもの。訳がわからなくなる。
で、つまらないから続かない。

そんな中で、久しぶりにこんなにハマった。
ハマれるって楽しい。


それは、ある家族のお話。

大人になった、恋愛に悩む20代の三姉妹と、
その娘たちを心配するお父さん。
それらを客観的に見るお母さん。

まぁ、その娘たちの恋愛、ひたすら癖が強い。
不倫しているキャリアウーマン、長女。
夫が浮気をしていて離婚を考える、次女。
気楽ニート男か気を遣うエリート男か悩む、三女。

恋愛ドラマというよりは、ヒューマンドラマ。
とにかく笑える。
で、ポケーっとみられるから一気見できている。

あのね、娘たちのしている恋愛は、
いわゆる典型的恋愛で。

出会って、好きになって。
相手を知る、知ってもらうためのデート。
告白。
返事を待つ待ち遠しい時間。
付き合えても、またデートを重ねて、
ドキドキは続く。
時には喧嘩もして、時には幸せで幸せで。
ときめきは続く。
タイミングを見計らって、
手を繋いで、キスをして…以下省略。

同棲するなら同棲して、結婚するなら結婚して。
その度に分かれ道。

結婚したら恋愛は終わり。家族になる。
結婚してからも、すれ違いやの不倫やのトラブルは絶えない。

そう、ゴールはない。
いつまで経っても、終わらない。
人と人が人生を共にするとは、そういうこと。


で、ここからは私の話。
実は私と彼はこんな典型的な恋愛はしていない。
だからか最近になってちょっと憧れ?が出てきた。
まぁ、典型的だからいいって訳ではないけれど。



彼との同棲生活が始まった。
翌日から5日間、家を空けることになってたけれど。
申し訳ない。

とはいえ部屋が6畳1Kの部屋は、現在彼のもので溢れかえっている。
どちらにしろどこかに避難しないと、昼間リラックスして過ごせたものじゃない。
私が関西から帰るまでに、
少しでも部屋が綺麗になっていることを願う。

とはいえ、なんたって基本要領が悪い彼。
一部のところを片付けるのにもすごくすごく時間がかるほどだ。
最近は仕事が忙しいこともあり無理するなと重々言ってきたし、正直そこまで期待はしていない。
片付いてなかったら、また一緒にやればいい。

ちなみに、付き合ってから、
5日間も離れて寝ることは、もしかしたら、ない?
付き合った直後の年末年始に祖母の家に来た時も、たしか5日だった気がするけれど。
折角の1人なんだし、セミダブルベッドど真ん中で寝ればいいのに。
どうやら私の寝ている奥側は空けてしまうらしいから、当たり前が変わっていることだから、
年末年始とは少し違う。

とりあえず彼の荷物を運び終えて、一息。
その夜、スーパーの安いお寿司を食べた(引越しはお寿司かピザか、お蕎麦というイメージらしい)。

節目として改めて
「よろしくお願いします」を伝えると、
なにを今更と笑いながらも改まってくれた彼。

まぁ出会って数日後から半同棲だったわけで、
一つの家になっただけだけれど。

「今日どっちの家帰る?」
洗濯物、食材の残り、もしくは郵便とかの関係で、こっちでいいかな
明日朝早いから、そっちにしようか
といった、毎朝のやりとりがなくなったくらいだけれど。 

遡ってみると、去年の暮れ。
当時、仕事から現実逃避したくて、
ちょこっとお酒飲んだり遊んだりできる人を近場で探すためにしていたマッチングアプリ。
かつ、あまり家に一人でいたくなかった。
正直、アプリから恋愛に発展なんて全く考えていなかった。

彼も同じような感じだったらしいけれど、あわよくば彼女できたらなぁ、と思っていたらしい。
そこは、私と違った。

アプリ内でマッチした後、
少しやりとりしていたのだけれども。
メッセージももどかしいし、よくわからないし、
最寄り駅も一緒ということで、
マッチしたその日に会うことになった。

とはいえ、会う前に少し電話したかったので、
勤務中ではあったけれど、1人だったし、事務作業しながら電話した。

自己紹介。
世間話と少し話した後、まじまじと聞いてみた。
「あの、セ○レ探しとかじゃないですよね?
私、一緒にお酒飲んだり遊べる人を探してて。
もし目的違うなら会わない方がいいかと」

当時の私、すごい笑
とはいえ、仕事で疲れ果て、プライベートで判断力を失い、アプリで失敗したこともあった。

で、すごい疑心暗鬼だった当時の私。

「セ○レ探し目的じゃないですよ、本当に笑」
と大笑いしながら、彼は答えた。

最初の電話でそんなこと聞いてくる女と会った、
彼は彼ですごいなと、今更ながらに思う。
とはいえ、男なんてみんなそういうだろと、
当時の私の疑心暗鬼は止まらなかったが、
まぁもういいやと思って会うことに。

結局私の仕事が長引き(集中力ない中でやってるのだから当たり前)、彼が会社の最寄り駅まで来てくれた。

第一印象
私→彼
目が大きい、人見知り、変わった人。独身貴族。
安定感から年齢+3歳。つまり私より年上。

彼→私
本当は明るい人なんだろうけれど、なんだか疲れ果てて、やつれてる。見た目年齢+3歳。

ちなみに私25、彼24歳。
いや、本当よくこれで付き合うに至ったな笑


近くの居酒屋に行き、イカ墨キムチという珍しいものをつまみにと日本酒を飲んだ。
何を話したかは覚えていないけれど、
一生懸命、私の話を聞いてくれたのは覚えている。

いい感じに酔っ払い、彼が一言。
「良ければうちに来て、飲み直しませんか?」
楽しかったし、承諾。
いや、私の疑心暗鬼どこ行ったん笑

とはいえなんせ1人でいたくなかったのかな。
寂しかったんだ。

一度家に帰ってシャワー浴びて準備することに。
服を着替えて、翌日の荷物を持って、彼の家へ向かう。

酔いは覚めたので、再度、乾杯。
良い時間になってきたので、
彼の家のセミダブルベッドで、2人で寝た。
本当特に何も起きず、言葉通り襲ってはこなかった(手くらい、いやぎゅーくらいはしたかな)。

翌朝、彼が作ってくれた朝ごはんをいただいた。

ちなみに、当時の私は、1日3食なんて程遠い、
前にいつご飯食べたっけ状態だった。
本当いつぶりかの朝ごはん。
お腹もすかないし、胃は拒否していたけれど、
少しでも食べなさい!!!と言われ、
正直無理矢理食べたのを覚えている。

それを伝えていたからか、
そこから何度か続いたLINEの内容は、
ごはんちゃんと食べたか、
俺はこんなもん食べた+写真、の繰り返し。


翌日仕事終わり、
同じアプリで出会った、ハグ大好きな人とご飯に行き、飲み友ならぬハグ友になった。

クリスマスイブの夜、
2ヶ月前からセ○レと化していた人と会い、付き合っちゃおうよみたいになって、嫌気がさして断った。

クリスマス当日、
少し片思いになりかけていた、でも会社に好きな人がいるという人と寝てしまい、
もう会わないと決めて、一人傷心した。

いや、アプリ駆使しすぎ、人に会いすぎ。
何がしたいんだ状態、当時の私。

ちなみにアプリで出会った人たちは、
彼と付き合って1ヶ月後、諸々あってみんなブロックした(付き合ってすぐにすればよかったと今は後悔しかない)。
彼と私の出会い方は恋愛の一例にもならないけれど、彼氏ができたなら、例えアプリで会った人が友だちと化していても、すぐに関係を切るべきだと、
これだけは声を大にして、お勧めしたい。

あ、話がずれた。


そんな中で、休日になる。
前回彼と会ってから3日、4日?
ぼけーっとテレビを見ていると、彼から連絡。
「ランチまだだったら、一緒に食べない?」

色々と起きすぎて、
自分の感情がよくわからなかったけれど、
心がルンルンしたから、行くことに。

昼間から、クラフトビール飲み、ハンバーガー食べ。
腕を組んで街を歩いた。
セ○レとかソ○レとかではない、
でも恋愛でもない、
矛盾するけれど、良い友達になれそう!
とか思いながら手を繋いだ。


話は繋がらないが。
というか、私自身もいまいち何が起きたのかわかっていないから、言語化ができないのだと思う。


デートの翌日の夜から。
彼の家で寝泊まりし、彼の家から出勤する、
つまり半同棲が始まった。

一緒に彼の作ってくれるご飯を食べて、
テレビ見て笑って、
同じベットで寝て、
一緒に出勤した。
仕事に行きたくないとごねたけれど、
ちゃんと送って、迎えに来てくれたから行った。
正直職場での私はギリギリのところまで来ていた。

で、出会って1週間と2日後、彼から告白を受け、
付き合うことになった。

半同棲生活もそのまま続行、
とはいえいつまでもそんなわけにいかないと私も心機一転、私の家を引っ越すことにした。
そこからもどちらかの家で生活し、
私の退職を機に、同棲スタート←今ここ。


7月に彼の異動内示が出たら、一緒についていく。
そこで私は再出発。
出なかったら、それはそれで今の家で住み続けて、再出発。貯金して、良い頃合いを見て、将来を決める、のが最近話し合った結論。


ほら、全然。典型的からは外れすぎ。

タイミング見計らうとか、
返事来るかなどうかな、とか。
ドキドキとかキュンキュンとかなくて。

強いて言うなら、
心身共にぼろぼろでやつれていた私が
少しふっくらして、感情の起伏が落ち着いてきた?という変化を、彼が見てるというくらい。


だからかな。
このドラマを見ながら少し憧れている、今。
そもそも恋愛において、典型とか法則とかないと言うのはわかっているのだけれども。
今でもたまーに彼相手にキュンとすることもあるけれど、それは全部付き合った後だし。


あら、長くなってしまった。
あのね、だから特に何ってないのよ、今回の日記。
ただ、同棲し始めて、ドラマ見てて、あと周りの人にちょっとそれは特例すぎると言われて、早すぎない?とかも言われて。

ほぉ、と思って考えていただけなの。

で、ちょっと憧れたの。

自分たちで決めたことではあるけれど、自分たちが1番スピード感についていけてない、
そういう面も正直あるけれどね。

まぁ難しいこと考えずに
このドラマ、最終回まで見てしまおう。
本当面白いんだから。

2日ぽけーっと過ごして、
流月との旅行に向けて、体力温存。
本当に楽しみ楽しみ楽しみだーーー!
こちらこそ、いつもありがとう流月。


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