拳に拳で返すのは違うけど[流月]

交換日記、何を書いてもいいと思うととても気楽に、
例えば気を紛らわそうと電車でiPhoneのロックを解除した時とか、
作業の合間に一息つきがてらメールチェックしてる瞬間とか、
どうしても理不尽で納得出来ない事案があった時とか、
そのついでに、くらいのテンションで筆を取れるの、とても良いね。

璃月、今更だけど、交換日記の場を設けてくれてありがとう☺︎


今回は、最後の「どうしても理不尽で納得出来ない事案」をふと電車の中でiPhoneのロックを解除したタイミングで思い出して、沸々と今更落ち着いた怒りがお腹の底からグツグツ溢れ出したので、書いて消化しちゃおう!と筆を取ってます。

私の母親は、所謂"毒親"と言うやつで、
私は友人や仕事の関係の人や家族や、今まで関わってきた人たちの中で、母親だけは理解が出来ない。
"理解が出来ない"って"ミステリアス"とかとも取れる。でも違う、私の母親は、言葉が通じない。
元々、意味が分からないし言葉が通じないし怒るポイントも不機嫌になる理由も分からないので、子どもながらに母親には期待をせず、諦めて暮らしていたのだけど、処世術は身に付いていて。
「必要とされている」と感じているうちはイキイキしている母親に「お母さんは素晴らしいお母さんだよ」「お母さんにしか頼めないのだけど…」と適度に頼って甘え切って依存している体制でいると、かなり生活がしやすい。

こんな生活、こんな親子関係、健全ではないし可笑しいのは分かっているんだけど、
立ち向かうでしょ、何か伝えようと試みるでしょ、
傷はこっちにしか付かないの。
なら、もう上手く自分が呼吸出来る方法を選ぶしかないんだよね。

ある、芸能人の方が亡くなった。
私はSNSとニュースから離れる生活をここ最近送っていて、それは悪意のない悪意がどうしても目の前から自分に刺さってしまうからなのだけど、
だから、そのニュースも知らなくて。

ある理由があって、人が居なくなることに激しい拒否反応とそこに関わる全てへの嫌悪感と、その他諸々がある私に、母親がまるで私を試すかのように私の目を嫌な感じで伺いながらそれを言い放って、
私はその事実とそれを言い放った母親に対して動けなくなってしまって、しばらく呆然としたのち、
「それは普通に言えることなのか」と絞り出した。

「あなた相手には言い方すらも選ばないといけないのね」
次に母親が言った言葉。
私が拒否反応と嫌悪感を抱く理由も、母親はそれをタイムリーでも見ていたのに。

「普通の人はそう言うこと普通に話せてしまうのかって言うショックと、私がそう言うことに敏感なの知ってるのにどうしてそんな言い方するんだろうと思っただけなの。嫌な言い方してごめんなさい」

謝ったけど、「全部私が悪いのよね」の一点張り。
家族には「どうせ聞いてもらえないんだから話すのを諦めなさい」と言われたけど、私はこの面倒な事態を解決しないと呼吸が出来ないと、どうして分かってもらえないんだろう。

そのあと、母親に話しかけると、全く返事をしないからもう一度謝ったら、筆談をされた。
「ストレスか分からないけど声が出せなくなった」

またか、と思う。
人のせいにしかしないこの人が心の底から嫌いだと思う。
私のせいだと私が思い、私が私を追い詰め、母親をその状態にした私を私自身に責めさせ、
母親自身はそれを誰かに吹聴して、自分のせいだなんてつゆほども思わず、誰か、この場合は私を責めて何も考えずこのことを終わらせる。

私が、うつ病で摂食障害で睡眠障害でパニック障害を併発していること、その理由のどこにでも母親がいること、
恨んでいるし憎んでいるけれど、でも自分のせいだと思うからどうしたらその要素を消せるか、25歳にもなって母親のせいにして病気を拗らせてるなんて恥ずかしいから、もうここまで来たら私の元の要素だと思うから、言わない。
誰かを傷付けて誰かのせいにして楽になるなら私は私を責めていたい。それで誰も傷付けない人間になりたい。母親のように生きるなら、私は迷わず死ぬことを選ぶ。

もしも、この文章を母親が読んだとしたら、私は母親からのパンチを何倍にもして返すことになるのだと思う。
あなたのせいで心を病み、死さえも生きる選択肢の中にあり、いつだって苦しみと手を繋いでいると、実の子どもをその痛みに落としていると知るのは、親としてはそれこそ死を考えるほどの苦しみだ、と私の大事な父親は言う。


「また私のせいにするんだね」

怒りで震える声で、拳に拳で返すのは違うのは分かっているけど、言ってしまった。
知らないフリは楽だ、呼吸をするために自分を殺す。
でも、私の母親は自分自身をコントロール出来ないままに時々、ひどく、私たちを深く傷付ける。
傷付いたフリをして、私たちを傷付けることを目的に生活をしている時がある。

何故、傷付けられた側が病院に通わないといけないんだろう。
病んでいるのは母親だって一緒じゃないか。
傷付ける側の心のほうがよっぽど意味が分からないし、それが無くなれば傷付けられる人も格段に減るのに。
どうして、どうして、どうして。


とても暗くなってしまった。
でも本当に、話す場所をどこにくれば良いのか分からなくて。
母親がおかしいのはもうずっとだから、こんなこといちいち吐き出して良いのか分からなくて、
だから自己満足で書き連ねるだけの暗い文章になってしまったけど、ごめんね、書くね。


弾丸旅行、ほんとに楽しみね!
ゆるく、作戦会議でも立てようね。

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