「菫のように」短歌3首連作

菫のように  景川神威

紫の深くかかった夜浅く 甘党たちの食卓につく

雷鳴の遠さであるが、父親と似ていて嬉しがる男の子

デパートのトイレにだれもいなくって菫のように用をたす昼

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