「電話なんて」短歌3首連作

電話なんて  景川神威

電話なんて急にするから 手は塩を宙から零しひとときの鳥

窓際の鏡が外を向いている 大いなる手の差し込める空

死を思う・死を待ってしまう うたた寝が愚鈍な蔓のようにつづいて

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