「梟の十年」短歌3首連作

梟の十年  景川神威

私にも内面があると思う昼 なくてもいいと思う寝る前

砂利を踏むたびに奥歯が痛む気がする 梟は十年みない

金腐す舌の暗さや湿り気の溶けかけてきて砕くパイン飴

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