短歌3首連作「さわやかに」

さわやかに  景川神威

菜箸の遠さに春の重たさがあるしらたきをさわやかに茹で

ゆっくりと未来が口をひらくとき花曇りからぬるい雨降る

動物の眼がこわいのよ錠剤をのみこむために天然水を

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