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樋口円香ソロ曲「夢見鳥」について

ついに発売となったCOLORFUL FE@THERSの「Stella」。

ちなみに他の方のようにきっちり考察したりシャニマス界隈で話題の怪文書とかいう高尚なものではないのでご了承ください。
あくまでしがない円香担当Pが夢見鳥を聴いて限界オタク化して書き殴った駄文です。

※夢見鳥の歌詞と円香のWINGコミュについて思いっきり言及しているので、まだ聴いていない人やWINGコミュ未読の方はご注意を

初見の感想

シンガーソングライター円香という概念が一部で流行るほど、いい意味で事前の予想を裏切ってきた楽曲だった。

アコギを弾きながら夢見鳥を歌い上げる樋口円香
すごく・・・いい・・・・・見たい・・・泣く・・・

ポップな曲やノリのいい曲よりバラードやしっとり系の曲が好きなので、曲調は個人的に大当たりだ。
メロディーが主役ではなく歌声が主役という感じの曲なので歌う方は大変だと思うが、土屋李央さんは見事に歌い上げている。
すごく歌上手い・・・彼女の歌声はすごく感情がこもっていて好きだ・・・。


歌詞について

いやもう、この曲のヤバいところはどこかって、やっぱり歌詞なんだよね。

1番

事前にGameSizeで公開されている部分なので、ここはサラッと。

【ひっそり咲いている花たち】
これって、きっと自分たち4人のことだよなぁ・・・
【踏み出すことで何かが壊れてしまうこともある 綺麗なものにはきっと棘が付いているから】
踏み出す→アイドルという世界へ。
綺麗なもの→芸能界(もしくはPという存在。あ、これ私の妄想ね)
【確かなことなんてない】
これ円香の考え方の軸になっている部分だよねぇ。
【その中で見つけた温もり】
心にそっと閉じ込めたって、Pのことなのか・・・?

2番

【希望を持てば傷は増えて 痛みに慣れることもなくて】

ここ個人的に一番刺さったポイント。
円香の価値観の根底にある部分が見え隠れしてめっちゃしんどい。頭おかしくなりそう。
俺が円香にどっぷりハマるきっかけになった(そういう円香Pは多いかもしれない)WINGコミュの「心臓を握る」での円香の姿を思い出してしまうこのフレーズ。

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ただの女子高生としてごく普通に平凡な人生を送っていた透・円香・小糸・雛菜の幼なじみ4人。
円香は特に平凡で何気ない日常が続くことを望んでいただろうに(と勝手に考えてる)、アイドルというあまりにその日常と普通の女子高生からかけ離れた世界に飛び込んでしまったことで、今まで抱くことのなかった類の希望を持ったり、味わったことのない痛み(心臓を握るでいうところの「身の程って現実」)を感じることになってしまった。

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当然、表向きは見せないが人一倍繊細な円香がそんな痛みに慣れるわけがない。
心臓を握るで「期待なんて背負いたくない」って言っていたことを考えると、希望を持つのもきっと得意ではないだろう・・・。
そんな風に色々妄想しながらこの部分聴くと死ねる。

この後に続く【その中で出会える優しさなら なんてね…】
本人は認めないだろうけど、これ絶対Pのこと言ってるよなああああああ。
ふいに呟いたってあたりが円香らしくてホントもうね、なんだこのめんどくさい子はってなる(もちろん良い意味で)。


落ちサビ

【何ができるの? この小さな羽で飛べるの?
【わからない それでも 信じてみたい】

ここもかなりグッときた。
WINGシーズン4終了後~WING本選の間の時系列における円香の独白だと妄想して聴くとシンクロしすぎててヤバい。
この歌詞思い浮かべながらWING準決勝敗退コミュ読んだらカタルシスで心が破壊されてしまう。

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ここの「わからないそれでも信じてみたい」のとこの土屋さんの歌い方めちゃくちゃ好き。おかしくなりそう。


ラスサビ

【帰ろう 私の場所へ 暖かい陽だまりへと】
【きみといる陽だまりへと】


ここまで結構しんどい歌詞が続いてきてのラストにこれ。
浄化される。
エモさの洪水に押し流されそう。

「私の場所」
これはノクチルのことだと妄想してる。
確かなことなんてないと思っている中で唯一信じられる円香にとっての居場所。
3人といる場所は「暖かい陽だまり」なんだなぁ・・・。
最初聴いた瞬間、鳥肌たったよ。

「きみといる陽だまり」
透のことでしょ?
そうなんでしょ?
わかるよ、わかる。
円香は透が大好きだもんな。
もっと普段から素直になればいいのに。
透への感情をもっと見せてくれ。
透への想いを語っている時の君が好きだ。
透に言葉で表現不可能なグチャグチャな激重感情を抱えている君が好きだ。
めんどくささの権化のような君が好きだ。


ふう、ちょっと最後おかしくなってしまった(最初からだな)。

歌詞だけでよくこんな妄想できるものだって言われると返す言葉もないが、それだけこの曲も歌詞も素晴らしいものということで。

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