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#011 大田区パパ育児奮闘記 〜風邪の教訓〜

 朝昼晩の寒暖差で(だと思うが)、先週の始めから風邪をひいてしまった。予防接種も何もしていない息子と一緒に暮らしている状態で、かつこの感染症がまだ完全に終息していない中で、たかが風邪とは言えされど風邪である。

 数日間、気を遣って過ごしたことを記録しておきたい。

1.医療機関にかかるまで

 月曜の夜から急に関節が痛くなり始め、コロナワクチンの2回目の接種後に似た症状を自覚し始めた。その日は出社日で、少し仕事が遅くなったこともあり、ちょうどオフィスを出ようとした時ぐらいから感じ始めた。

 若干の寒気とともに家路に着き、帰宅と共に体温計を手に取る。その時点で37.6度ほどの発熱。加えて若干の喉の痛み。お風呂には入らず、早めに就寝することにする。

 翌日、完全に発熱に伴う倦怠感と関節の痛み、そして喉の痛みを感じながら体温を測ると、38度をいったりきたり。朝から打ち合わせの予定などがあったが、出社は取りやめ在宅ワークに切替。かつ、早めに診察してもらえる医療機関を近隣で探した。

 幸い近くの医療機関で受診してもらえることになったが、発熱がある場合は事前に電話をし、電話口で問診を受け、診察はなくPCR検査を受診とのこと。私が受信した医院は、PCR受診前1時間は水すらも口にしないでくださいと依頼しているそうで、私も指示に従うことに。

2.内科診療

 おぼつかない足取りで病院まで行き、自動扉の前でインターホンを鳴らして、通常の患者さんとは別動線で検査室へ。唾液採取型のPCR検査を受けて、あとは薬局へ。という流れ。家に幼児がいるため、念の為インフルの検査もしてほしいとお願いし、追加でインフル検査も実施してもらう。

 第5波が収まったとは言えまだまだ警戒下の状況で、今の地域に住んでから初めて内科にかかった。PCR検査をして、陰性を確認してからそれでも症状に変化がなければ、他の病状を疑って診察をするということだった。

 そのため、電話での状態確認はあったものの、生まれて始めて内科にかかって何も診察されないという経験をした。喉の腫れをみせることも、呼吸を聞かれることもなかった。少し不思議な気分。

3.寝る子は育つし、寝る親も育つ

 医療機関が検査の翌日が定休日だったため、検査結果は翌々日の朝までわからない状況だった。結果的に陰性であったが、翌日も38度以上の熱が続いたため、家の中で不安に過ごした。

 発熱が続いている間、幸い咳などの症状はなかったものの、さすがに長男に近づくのも憚られ、抱くことすら出来なかった。

 一日ほぼ寝て過ごす日もあったが、家の中で仕事もせずただ音を聞いていると、やはり普段家を出て仕事に行っている間にも、妻がどれほど苦労しているかが感じられる。

 特に事件が起こるわけではないが、あやして、食事をさせ(授乳し)、ご飯を作っていたら、本当にすぐに一日が過ぎてしまう。気づいたら夕方になりお風呂に入れる時間。お風呂に入れたら寝かしつけ。

 もちろんその間に洗濯や、洗い物、時には買い物や、保育所入所のための書類作成、予防接種の接種に向けた準備…。挙げ出したらきりがないが、本当に地味な作業の、でもどれもやらなくてはならない作業の繰り返し。

 妻はまだその中で「かわいいね」を連発して、うまく自分の感情もコントロールしながら過ごしてくれていると思う。ただ、これからもっと動くようになり、目が離せないようになったりすると日常の家事だって難しくなるシーンもあるだろう。

 今回風邪をひいて2,3日寝込んでみて、本当に健康でいることの大切さを身にしみて感じた。よく食べてよく寝る。シンプルだが、これにまさる健康法はないと思う。

 子どもと同じで、よく食べてよく寝る親は育つのだ。食べすぎて、親としてではなく体が育ってしまうのはコントロールしながら、子どもと一緒に成長していこう。

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