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「最強の独学仕事術」第1回開催レポート

週替わりでテーマを変えながら開催しているモーニング読書会。

今回私が担当しているのは、

「0秒思考」で著名な赤羽雄二さんの「最強の独学仕事術」という本の輪読です。

 

衣食住の場である自宅で

家族の声や用事が入り混じりながらの会議や書類作成。

 

“リモートワークは定着したが、中身は定着していない“

という現状をなんとかすべく書かれたのがこの本です。

 

先輩のやり方を間近で観察し

仕事の段取りやコミュニケーションのとりかたなどを学ぶ

という働き方が出来なくなった方のために、

 

赤羽さんがこれまでの膨大な経験から

どんな現場にも使えるであろうマインドセットと

具体的なやり方について的を射たアドバイスをされています。


「どういう状況でも成長する勝ちパターンをつくる」

 

会社というのはたんに給料を得るだけでなく

仕事のやり方やコミュニケーションの取り方などを学ぶ

自己研鑽の場でもあり、アイデンティティを感じる場でもあります。

 

会社というコミュニティがなくなっても

成長し、充足感を得られる状態をつくりだす。

 

会社に通わなくなった方たちへのアドバイスという切り口ですが、

「会社」というコミュニティに限らず

家族やライフワークのコミュニティにおいても

活用できる視点とノウハウだと思いました。

 

読むだけで学びになる、参加者のシェア 


この読書会は

本から得た情報をもとに小グループで対話する。

そして

本の著者である赤羽雄二さんに直接質問をし、アドバイスを受ける。

ことが出来ます。

 

終了後にすぐ、

自分の中で学んだ事がしっかり残るように

書き留めることをお勧めしているのですが

すぐにたくさんの方が書き込みをされていました。

 

これは自分もずっと気になっていたことだった、とか

気づかなかった視点だ!といった共有があるので、一部引用を。


 =====以下、参加者さんの投稿=====

仕事のスピードを上げるためにA4メモ書きでしっかり考え、それでも解決できないときはその問題をいったん手放し、別のことをする。/自分の仕事の状況を時間管理アプリトグルで把握する。
等・・

リモートワーク中心で協働することが求められるからこそ、1分1秒を大切にして自分から動き出します。
つい、自分への甘えが出て行動を先延ばしして後手に回って苦労しているので、先手を打ちたくなる環境を見つけて、その環境に身をおきます。

・感情のコントロールは自分に時間的な余力をもつように心がけるとよさそう

・リモートワークが浸透して、お互いの状況がよりわかりづらくなっている中、業務の量や時間を調整しやすくするために、(仕事を受ける側は)自分の作業スピードを数値化して相手に伝えて理解してもらうことが大事


「同列の仲間の中で人を動かすことは難しい」
と赤羽さんから回答頂き

「確かに!」「納得!」と頭の中がクリアになりました。
(中略)

言われたことをやることに必死で、全く気付いていなかったです。
今後は動き方が変えられそうです。


赤羽さんの「期待しないようにするにはどうしたらいいか?」という質問に対し、「気にしない。種をまいたらあとはほおっておく。種をまいた後に掘り起こしたりする人はいない」という回答がすごく腑に落ちました。
結果が出ないときは種まきが少ないのか、やり方が間違っているのか、そのあたりを検証しつつ、PDCAを高速で回していくよう心掛けたいと思いました。


好循環を生み出すために
相手の得意分野に自身の困り事を相談すると
話が弾み課題の解決に繋がる

赤羽さんの質問の受け答えを見て感じたことは、個別対応が大切だということ。

一人一人状況が違いますから質問者の状況を聞いてそれに合わせて回答することって大切ですね!


何かをし続けるには、外圧(特に、締め切り&宣言)と仲間の存在が重要である。
仲間と共有する。宣言する。
目標が達成できたら喜び合う時間を持つ。

自分のPDCAは甘かった!!
改善し続ける・・を意識して、早め早めに手をうとうと言い聞かせます。

その際、ゴールをもっと意識すると改善のスピードが加速すると、

ブレイクアウトルームでアドバイスをもらいました。

前回の読書会の際に、赤羽さんから職場の後輩たちに対してアクティブリスニングをする様に言われ、毎日心がけました。偶然なのか、効果なのか・・・、チーム力がとってもアップしました。
半ばあきらめモードで寝たきりで過ごされていた患者さんを引き継ぎ、真剣に向き合いました。クリスマスまで、、命をつなぐだけでなく、絶対に座らせてあげようと決めて、チームメンバーで連携して取り組みました。

文字通り、必死になってチームメンバーみんなで取り組みました。
彼女に笑顔が戻り、立たせてあげることもでき、クリスマス当日は車椅子にすわって子どもさんたちとクリスマスケーキを食べることができました。病魔の勢いさえもビビらせてしまうほどの効果でした。


メモ書きでつっかえるとき、「うーん、出てこないなぁ」「そう重要でないのかなぁ」と書くことはNGで、なんとしてでも振り絞って書き出す。それが必要であるということ。
なかなか私にとって、まだまだ容易ではありませんが、それならやってやろーじゃん!と闘志を掻き立てられたのでした笑


読書会で得られたこと
・やる気
・自分も小さな行動を変化させることで成長できるという自信
・スモールステップを積み重ねることで仕事ができるという
能力が得られるということ

独学で能力を開く鍵は?
・わからないことは自分で調べる
・わからないことはわかる方に聞く
・スモールステップでもまずはやってみる
・まずは、アウトプット!アウトプット!!

Q:書籍に「攻めの読書、読んだら話す、投稿する」と書かれているが、自分の気付きや学びが役に立つのか?という心理的な抵抗がある。それでも、アウトプットすることに意味があるのか?


A:・誰かの感想は常に意味がある。
  ・自分の感想だからこそ価値がある、意味がある。
  ・どんどん書く。
  ・いいことだらけ。
  ・自分にも人にも役に立つ。
  ・ブログは書けば書くほどいい。
  ・ブログは、2500~3000文字を目標に。
   5つの小見出し。
   パラグラフは、2~3行の文節にわけると携帯でも読みやすい。 
   出典を明確にして、自分の考えを記載するのは非常にいいこと。表面だけなぞって、自分の考えのように書くのは、NG。クレジットは大切。

=====以上、参加者さんの投稿より=====

読書会の雰囲気が伝わるでしょうか。

  

読書会というサードプレイス


衣食住という生命維持の場をファーストプレイス

職場・学校という経済活動や学習を行う場をセカンドプレイスとするならば、

義務や必要性に縛られず、自ら進んでそこに向かいたいと思う場所。

それがサードプレイスといわれます。

 

この読書会は

年齢性別職業といった属性を越え

「成長」という共通目的のもと集まっているサードプレイス。

 

成長の雰囲気に酔うだけなのか

本当に成長していくのかは

各々の取り組み
に委ねられるわけですが

 

「なんとなくやめてしまった・・」に陥りがちな

一人で立てた目標を成し遂げるために

こうしたサードプレイスを持っておく重要性を

参加者の皆さん、感じていらっしゃるようでした。

 

 

次回のモーニング読書会は2022年1月9日(日)

「座右の書で一年を計画する」です。

(メインファシリテーター:神山拓也さん)

 

詳細はこちら

https://peatix.com/event/3119520/view

 

 

「最強の独学仕事術」は3回に分けて学んでいきます。

第2部「独学で結果を出す6つの鍵」は1月23日(日)開催です。

 

詳細はこちら

https://peatix.com/event/3094481/view

 

 


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