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気軽に冒険を楽しめるのが読書会

昨日、剣岳を登る登山家をテレビで見ました。

屹立した崖を登り切って見えるのは、

広大な地平線と太陽。


一度でも足の置き場を間違えると即滑落してしまうほど

危険と隣り合わせの山を、なぜ私たちは登りたくなるのか。


その先に、得も言われぬ素晴らしい景色が広がっているのではないか?という期待を現実に味わいたい欲求を無視できないのでしょう。


私たちがここまで進化を遂げてきたのは、

この欲求があったからにほかなりません。


山登りにおいてそれを実行する人は、わずか数パーセントだとしても

日常においても私たちは、

“まだ見ぬ世界を見てみたい”という欲求に逆らず行動してしまっております。


自分がまだ見ぬ世界があるのではないか。

知りたかった世界があるのではないだろうか。


読書会には、そんな欲求を手軽に満たしてくれる魅力があります。

なぜなら、対話することで

自分の知らぬ経験を積んできた「他人」という生き物たちに出会える場所だから。


違うフィールドで何かに向き合ってきた経験がのった言葉のやりとりは、

全てを説明しなくても深い共感を生んだり、

眠っていた記憶を掘り起こしてくれたりします。


加えて今回は、

食や大島紬といった

先達の想いや知恵が詰まった文化の継承に力を注いでおられる

讃井ゆかりさんという方を中心に

「想いを形にする、ちいさなSDGs」というテーマで開いた読書会。

これまで取り組んできた事について話す讃井ゆかりさん


つねに自分が成長する環境に身を置いてこられたことが伝わってくるお話しでした。

ゆかりさんも冒険家なんですね。


読書会やゆかりさんのお話を通して参加者さん各々が、

「これまで考えてはいたけれど実行にまで至っていなかった事」や

新しい視点を得て早速やってみようと思ったことなどを宣言して終わりました。



【皆さんの持ってこられた本】

・腸と森の土を育てる


・人は変われる

髙橋和巳


・皇の時代(小山内洋子)


・冷蔵庫で食品を腐らす日本人(魚柄仁之助)


・やりたいことを全部やる!時間術(臼井由妃)


・日本でヒュッゲに暮らす(イエンス・イエンセン)


・マインドフルネスストレス低減法(ジョン・カバットジン)


・いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる(吉川竜実)


・こどもが作る弁当の日(城戸久枝・安武信吾)



【気づきと小さな一歩を宣言】


・小さな円を回す。

(出来る事から行動するだけでいい。地に足のついた感覚を大切にする。)


・伝えていく。まず、円を可視化できるものを作る。


・誰一人取り残さない社会というSDGsの理念に共感。自分は誰の役に立ちたいのか?が明確になった。


・自分にも他人にも気持ちのいい事はずっと継続していける、と再認識した。


・しない事を決めて、まずそれを実行する。


・好きなものが何なのかすら分からなくなっていたことに気づいた。

悩むのも15分、人に話すのも15分、と決めて行動する。


終了後に皆でパチリ


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