ラジオ英会話の相関図をつくった(2023年度完全版)
NHKラジオ英会話の登場人物の相関図(2023年度版)を更新しました。
↓前回の記事
前置き・経緯
2023年春から聴き始めたNHKラジオ英会話。学習内容のわかりやすさもさることながら、ダイアログが軽妙で、なんだかストーリーがあるらしい。そして登場人物が複雑に繋がっているようだ。わからなくなってきた。まとめてみた。
そうしてみたら、思いのほか好評でした。そして需要があった。
noteのピックアップにもなった。おそれいります。
そしてついに大西先生にも記事が認知される。恐縮です。
相関図
前回分から、2024年1月から3月(lesson181からlesson240)までを追記しました。
90人いる。
まともに読むにはpdfをダウンロードする必要があります。
また、Kellyのトークショーを全体相関図に書き込むのが難しかったので、別紙1として分けました。こちらはシンプルKellyの周りにゲストがいる構図。
見どころ
異星人ゼイトクス
今年度の最重要ファクター、異星人ゼイトクス。ストーリーも波乱尽くし。
だんだん日本の滞在も退屈してきて、ちょっとした変装で大胆にも街中を散歩。でも街の人々は気にも留めない。みんなスマホばっかり見てるから…。
さらにオンライン将棋で勝ちすぎて目立ってしまう。本当に「将棋星人」になってしまった。あまりに勝ちすぎて、研究員のダウンズ博士に目をつけられる。
「ピラミッド技術を人類に教えたのは遠い昔の我々」と衝撃の歴史をさらりと説明。別エピソードで考古学者ピーコック教授が古代文明アトランティス舞台の映画脚本を担当しましたが、まさかの内容がリンクしてしまう。かなり"ムー"です。
ダウンズ博士がゼイトクスを追跡、ついに居場所を嗅ぎつけられてしまう。仁義を見せるヴィーガンラーメン店長のキャロリン。
デスぺラート・ラッツ
バンドを抜けたベースのデレクが、バンドに戻りたそうにこちらをみている。すごい未練。
デスぺラート・ラッツにはもう新しいベースがいるのに楽観的なデレク。
やり手不動産営業バーバラ
マンション内見であとひと押しで契約取れそう、ってところで顧客のヒロキに「クローゼットもうちょっと広かったらいいな」と言われ、即業者に発注・改修。次回「クローゼット広くなったよ?決断は今すべきよ?」で契約獲得。工事費は不動産業者持ちだとしても、契約せざるを得ない状況に追い込まれたヒロキ…。
そのほかでもバーバラは、気弱な男性に好意を向けられがち。頼れる姉貴肌なところがいいのかな。
占い師ヒロコ
ミステリアスな雰囲気の手相占い師ヒロコに、不運に見舞われがちな先述のヒロキが入り浸っています。
意味深な予言ばかりするヒロコですが、占いは果たして当たるのだろうか。
ヒロキはヒロキで、彼女に振られてしまって広さを持て余したマンションを売って、バーバラからマンション買った途端にボーナスカットされるし散々すぎる。
リアル講師陣のデイビットもついにヒロコの元を訪れました。
音楽教師スミス先生
ウィーンに行きたいと言いつつなかなか行かなかったスミス先生が、やっとウィーンに行きました。
2023年度最終話
学習の目標:「さようなら」の前にひと言添える
レッスンのポイント:このレッスンでは「さようなら」の各種表現を紹介します。
ゼイトクスが地球を去る。お元気で、ゼイトクス。
2023年度はやっぱりあなたの年でした。
こぼれ話
iPadのフリーボードアプリで作業しているのですが、アイコンと手書き文字や矢印が多すぎて頻繁にアプリが落ちる。自己満足な理由だけど、手書きが楽しいからやってる部分がある。アチアチのiPadに手書きすることで得る快感がある。
ラジオ英会話の世界はiPadで収まるようなもんじゃないという証左、ということですね。
相関図で異常に長いグネグネした矢印を描くときに、すごくカタルシスがある。今までくっつくと思ってなかった人物がくっつく快感。そうきたか!と驚く幸せ。ありがとう大西先生。これがあるからたまらない。みんなわかるでしょう?
これから
2024年度もラジオ英会話ワールドは絶好調です。時にワンダーで時にへなちょこな愛すべきキャラクターたちから目が離せません。
そもそも英語学習教材として上質すぎる。学び直しという点もあるけど、英文法や英語のクセをすごくシンプルに理解できている気がする。
そして、前回の記事を見た方からのご厚意で、なんと過去のテキストお借りさせていただきました!この場を借りてお礼申し上げます。作業が遅くて申し訳なく思っているのですが、ラジオ英会話のワールドを追体験して、グネグネな相関図を捻り出していきます。