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脚を痛そうに歩くから、痛みが増す? ②

西荻窪駅から徒歩3分の整体院 鴨下療法所です。


 私は昨日、「インディージョーンズ」を観てきましたが、ハリソン・フォードはすごいですね。
 今月で81才でアクションもバリバリ!!

 最高に面白かったです。
 年齢的にはまだまだ負けていられない、と思いましたが、インディーもちょっとO脚が進んでいらっしゃったので、気を付けてもらい、次回作もぜひ頑張ってもらいたいと思いました。
 
 さて、前回の続きです。

 股関節の捻じれが体に与える影響を前回ご説明しましたが、特に脚に痛みがある時の歩き方は、本当に大事です。

 脚の痛みには、股関節痛、膝痛、足首痛、巻き爪の痛み、外反母趾の痛み、足の甲の痛みなど色々ありますが、どこの痛みでも、痛いときは一様に腰を引くような歩き方になります。

 脚に痛みがある人の多くは周りの人に「脚が痛いの?」と聞かれた経験があるのではないでしょうか?

 痛いとどうしてもかばってしまうんですよね。

 そして、それが痛い人の特徴的な歩き方や姿勢になっていることがほとんどだからなのです。

 それは、具体的には鼠径部を引くという姿勢です。

 そして、その歩き方が次の痛みを作り出していることが非常に多いから、気を付けなくてはいけないのです。

 以前、臼蓋形成不全から変形性股関節症を発症されて股関節にきつい痛みがある患者様がいらっしゃいました。

 そこで私が、この痛みが無くなる歩き方をご説明して少し歩いていただくと「とても痛くてその歩き方が出来ない」と言われました。

 そこで、その方は痛み止めを服用して、この歩き方の練習をされたのですが、痛くないから正しく歩け、正しく歩けるから痛みが無くなる、という好循環を手にされました。

 痛み止めに長期間頼るのではなく、この様に一過的に上手く使用すると薬はとても助けになるという好例でした。

 また、間欠歩行が特徴の脊柱管狭窄症も、歩き方の注意は同様です。
 脊柱管狭窄症も股関節に特徴が有りますが、やはりお尻が後ろに引けて(つまり、鼠径部を引いて)反り腰になっていることが多いのです。

 しかし、痛みが強いという事は股関節の角度異常も大きいという事が多いので、股関節の矯正や筋肉のバランス回復体操なども併せていただかないとはかどらないかもしれませんが、なんにしてもこの歩き方は基本なので、意識された方が良いと思います。

 痛みが無くなる歩き方も覚えられる礒谷式力学療法×CS60の整体院 
         杉並区・西荻窪  鴨下療法所


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