見出し画像

自分の気持ちの置き場。

こんばんは。かものはしです。
自分の気持ちを整理することが難しい時、
皆さんならどうしますか。

親に、「あんた本当に情けない」って言われた。


いつも通り、家でのんびりして、そのあとに、晩御飯をテーブルに運んでいたら急に母から言われた言葉。

母はいつもそう。何もなく、ただ私にそう言う。
何がいけなかったのか、気に障ったのか、嫌だったのか。
何もせずにのんびりとしていたことが嫌だったのかな。
時間が経つと、その理由をすこし軽蔑するような声色と視線で話す。

今の世の中がどうだとか、お母さんが子供の頃はどうだとか…
最初の頃は、反論してた。
「お母さんの子供の頃と、今じゃ違うんだよ」って。

でも、「そんなこと関係ない」って決まって言う。
それが、面倒くさくて嫌で、
どうせまた決まって私の話を聞いてくれないから、
「ごめんね、全部私が悪いね。ごめんね。」っていう。
それが一番楽だから。

最初はさ、「なんで私の話を聞いてくれないの。」
「私の考えだってあるのに!!!」って思ってた。
多分今も心の片隅にいると思う。

でも、母が大変なのを、つらくて潰れてしまいそうなのを
私は知っているから。
だから、自分の気持ちをぐっとこらえなくちゃいけない。

母のこと。


母は、私が中学校に入るころから、祖父母の介護で忙しくしていた。
私の学年が上がるにつれて、自宅にいるよりも、祖父母の家で過ごすことが多くなり、家族で一緒にご飯を食べれる回数は、月に数回ほどになった。

私も、介助を可能な限り手伝った。
着替え、食事、排泄、転んでしまったときなど…。
家族だから、手伝うのは当たり前。

「お母さんは、毎日これをやっているんだ」と、経験するからこそ、
つらさや大変さがわかる。
夜、0時近くに母はいつも帰ってきた。
そして、今日祖父母の家であったことを話す。
私はいつもそれを聞いていた。

高校一年生の時に祖父は、空に旅立ってしまった。
そこから。母は、少しずつ変わった。
以前よりも家にいることが少なくなった。
祖父母の家に行くと、母が祖父の仏壇がある部屋で、写真を見つめながら
祖父に話しかけていた。
家で、ご飯を食べるのも数か月に何回かの頻度になった。

母が壊れてしまわないか怖い。

ひたすら怖かった。
体調面ももちろんだが、精神面でぐらついていた。

変な心配をかけてはいけない。
悩みを増やしてはいけない。
我慢しなきゃいけない。

高校2年の後半、
部活では代が変わり、副部長になった。
悩み。不安。ストレス。疲労。
いろんなものが引き金になって体調を崩した。
それでも頑張った。
つらくても、苦しくても頑張って頑張って、ひたすらに頑張った。

自分の意地だったり、いろいろ理由はあるけど。
折れてはいけないと思ったから。
一度、止まってしまったら、もう動けなくなってしまいそうだったから。

あるとき、部活の顧問の愚痴を母にこぼした。
母は、「教えてもらってる人のことをそういう風に言うな」
「大人には大人の考えがある。」「わがままになりすぎてる」
そういった。

その時に思った。
母は私の話を、気持ちを受け止めてくれない。
考えてもくれない。
たまたま、母は介護で疲れていたのかもしれない。
祖母と喧嘩したのかもしれない。
でも、私にはその言葉は耐えられなかった。

中学の頃もそうだった。
「いじめられてるから、学校に行きたくない」
勇気を出して、母にそう伝えたことがあった。
そしたら、母はこう言った。

「その子たちも上にいる為には、
誰かを下に見ていないとやっていけないんだよ」
「大変なんだよ」

って。
冗談だと思ったのか、私を心配する言葉は一つもなかった。

私は、母に助けを求めることをやめた

勇気を出して、話すだけ無駄。
そう思った。
高2の時に体調を崩して、一向に良くならなくても半年間は打ち明けなかった。
結果は予想通りだった。
大げさだとか、気が弱いからとか、寝てないからとか、私の方が大変だ。
とか。

もう何も言えなかった。
言わないようにした。
やめた。

自分だけの居場所。逃げる場所。

私の家は、自分の部屋がない。
寝室も家族全員一緒だ。
安心して、友達と愚痴電話する場所もない。
1人で泣ける場所もない。
学校に行けば、友達に会える。先生に話を聞いてもらえる。
でも、家にはそれがない。

私は、もともと自己開示がすごく苦手だ。
少しの不満から、段々とそれが積み重なって大きくなっていく。
その黒い感情を友達に知られたくなかった。
でも、一人では抱えきれない。
誰でもいい、知らない人でいい。
誰かに知ってほしかったんだ。
自分でも矛盾してると思うし、めんどくさいなとも思う。

こうやって、noteに書いたり、自分の気持ちを吐き出す専用のノートに書いたり…。
それだけで、少し気持ちが楽になる。
誰かが、知ってくれているから。みて下さった人の中に一人でも共感してくれる人がいると思えるから。

話すのが苦手でも、吐き出す方法はいろいろあると思う。
たまたま私の手段がこれだっただけ。

もやもやを晴らすことは多分できないし、これからも沢山嫌なこと、つらいことあると思う。
ちょっとずつ、減らしたりしていこう。

何が言いたいのかわかんなくなっちゃった!

今日の私へ


今日も1日頑張ってくれてありがとう!

毎日、自分への感謝は忘れないようにしていこうと思う。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?