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選書・蔵書構成

昨日の東京子ども図書館の「児童図書館員のための初級研修プログラム」午前のテーマは、「選書・蔵書構成」だった。

司書の大切な仕事、「蔵書の管理」。市教育の研修等でも、それぞれの事情が違うので、なかなか確信のついたの研修ができない。市内学校司書の自主学習でも、蔵書点検を経験したことがないものもいた。今回の研修を受けてとても参考になった。というか大切な仕事と確認した。(司書としていまさらで恥ずかしい)

まず、東京子ども図書館の本の選書のすすめかたの紹介・説明から。東京子ども図書館が、選書を大切にしていることが理解できる。年に四回手にする、機関誌に紹介されている、書評・本の会から・私たちのえらんだ児童室の本が、どのよう選ばれているかがとてもよくわかった。その中でも、本を選ぶ際に使っている、レビュースリップは、とても興味深く見せていただいた。本は、蔵書・欠点があるが長所がまさる・欠点があるが類書がない・欠点が多い対象外に分けられる。蔵書ランクに入った本を核にして、蔵書構成される。それにより、配架・買い替え・補充・除架が決まる。基本蔵書目録の必要を・・・(学校にあるの?)

では、私の勤務している学校ではどうか?自分自身の足元をみて、恥ずかしいというか、できてなさに申し訳なさ(子どもたちに対して)、ダメさを思った。何かを変えていかなければならない。いち学校司書にどこまでできるか?!

今回お話を聞いて、改めて東京子ども図書館の理念の高さを実感した。加えて、「子どもと本の世界で働く大人」のために活動をしている図書館を実感した。当然、蔵書構成も学校図書館とは変わってくる。図書館に見合った蔵書構成があることも納得した。

今回、講師が引用されたのが下記の本。もう一度読み直そうと思う。



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