日本の昔話

「がんばれ!東京子ども図書館」の会発行の出版物が届く。早速読む。

今ほどに、昔話を学術的に分析されたり、資料が少ない時代に、石井桃子氏がどのようにして、「岩波の子どもの本」から出版された昔話を選び、再話したのか研究されたものだ。さらに、おはなしを子どもたちに語った反応がストーリーテラーとして有名な方々から寄せられている。

やはり、石井桃子氏の中には、幼い頃おじいさまや、姉上からたっぷり聞かされたおはなしで満たされていた。ユーモアのセンスも影響しているようだ。編著者の杉山きく子氏は、数多くの文献から、分析されている。素晴らしい研究だ。

ストーリーテラーの方の文章の中に、私の憧れの大先輩のS Iさんの文章があり、そちらも嬉しく読んだ。

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