おすすめコーヒー豆『ゲイシャ』
皆さんはコーヒー豆の種類で『ゲイシャ』という銘柄を聞いたこと、または飲んだことがありますでしょうか？
コーヒー好きの方はご存知の銘柄『ゲイシャ』は高級銘柄として知られています。
●一大旋風を巻き起こしたパナマ『ゲイシャ』
2004年のパナマの国際品評会（オークション）Best Of Panamaでラ・エスメラルダ農園が出品したゲイシャ『JARMILLO ESPECIAL』が１ポンドあたり21ドルという当時の最高落札額を記録したことから世界のコーヒー業界から注目を集めました☕️✨。
●希少品種『ゲイシャ種』
ゲイシャ種は非常に栽培が難しく、実がなる量も少ないことから生産性が低く現在でも希少なコーヒー豆と言えます。
そのコーヒーの最大の特徴は香水のような香りにあります。芳しくフレッシュなフローラルな香りは初めて飲むと、他のコーヒーとの違いに驚かれることでしょう。
現在でもパナマのラ・エスメラルダ農園のゲイシャは高額で取引されていますが、もともとゲイシャはエチオピアの『ゲシャ村』で発見された野生種です。エチオピアはコーヒー発祥の地で、野生のコーヒーが自生する、恵まれた環境と文化がもともとあるコーヒーの国です。
●焙煎時の『ゲイシャ』の特徴
コーヒーロースタリーの仕事柄、コーヒー生豆を数十種類焙煎していますが、ゲイシャ種の焙煎で最も特徴的なことは、そのコーヒーオイルの多さ、出やすさがあげられます。
コーヒー豆は焙煎を進めるにしたがって『ハゼ』と呼ばれる豆が弾ける音が２回します。１回目のハゼの音は『パチパチ』とハッキリした音、２回目のハゼは『チリチリ』とした音がします。
一般的に焙煎はこのハゼの音を聞き、火力（温度）の調節を行なって焙煎します。焙煎士によってやり方は変わりますが、ここが焙煎士の技術の見せ所、企業秘密となります。
焙煎の経験上、ほとんどの豆は２回目のハゼが始まってしばらく経つと、コーヒーオイルと呼ばれる『アロマ』の元とも言われるオイルで豆全体がキラキラとコーティングされるようになりますが、こと『ゲイシャ』に関しては１回目のハゼと２回目のハゼの間でこのオイルがジワジワを沸き出してくる印象があります。ですので、ゲイシャに関しての焙煎は温度管理を他の豆以上に気をつけています。
ゲイシャの独特なフローラルな香はこのコーヒーオイルから生まれるのかもしれません。
●コーヒーが苦手な人にも飲んで欲しい
焙煎士として『ゲイシャ』はコーヒーが苦手な人にも、コーヒー通の方にも一度は飲んでいただきたい銘柄です。
飲んだ時に鼻から抜けるフローラルな香水のような香りとテイストは、明らかに他のコーヒー豆とは違います。
おすすめは香りが際立つ中煎りです。
コーヒー発祥の国エチオピア産の『ゲイシャ』は高級でありながらも比較的に抑えられた価格でゲイシャを楽しむことができます。ゲイシャを飲んだことがある方はまだまだ少ないので、プレゼントにも喜ばれると思います🎁。
プレゼントするときにこの記事に書いてある、ゲイシャについての知識を少し添えると、更に特別なものになると思います🙂✨
お湯をかけるだけで手軽に楽しめる、コーヒーバッグの『ゲイシャ』もご用意しました。
コーヒーバッグはドリッパーやミルなどコーヒーの器具が無くても手軽に楽しめますので、プレゼントにもおすすめのです☕️🌈
いかがでしたでしょうか？
『ゲイシャ』の魅力はなかなか文字では伝わりませんが、ご興味がありましたら一度飲んでいただけますと嬉しいです。
きっとコーヒーの印象が変わると思います。
ではでは✋
また別の記事でお会いしましょう。
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