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「勇者たち」浅野いにお

漫画初回は、

「勇者たち」浅野いにお

について。

浅野いにおさんの作品は昔から色々読んでますが、正直言うと自分の好みの気色とは違う。

しかし「勇者たち」は早く次を読みたいとページをめくる指が止まらなかった。

あらすじとしては

主人公一行が暗黒の王を倒したところから物語は始まる。

暗黒の王は「この体が朽ち果てようとも、全てを無に還すまで、暗黒の魂は不滅なのだ」と言い残し消滅する。その正体は暗黒の力にのっとられた仲間だったトン助である。

「安らかに」と言葉を残し、「家に帰ろう」と主人公一行は軽やかに足を進める。

帰路の途中、ひょんなことからみんなが揉めはじめる…

この流れが繰り返される

といったところだろうか。

短い繰り返しのストーリーの中に社会そのものを表現しているような、考えさせられる漫画だ。

悪がいるから正義が定義されるのか、正義がいるから悪が定義されるのか、そもそも悪、正義とは何か、どうやって生まれるのか、など考える漫画の1つかなと思います。おすすめです。

浅野いにおさんの漫画は高、大ぐらいの時に読んだ記憶があるので、改めて見ると、見方も変わってどハマりする可能性もあるなと書きながら思う。

ここ1年くらい、web漫画やnoteでも面白い作品がたくさんあることを知り読んでいるが、私は基本的に雑誌、コミック共に立ち読みが苦手で、なるべく紙媒体で読みたい派で、漫画は作者買い、ジャケ買いが主です。

買う漫画の量が尋常じゃなく、家に漫画が溢れて実家に置いてあるものもあるが、なるべくそばに置きたくて、困り果てているのも事実。

面白い漫画を知り、見つけることは良いのだけど、置く場所がないというジレンマで電子書籍も検討していますが、良し悪しが自分ではわからなく教えていただければと思います。

1回目は「勇者たち」浅野いにお

でした。


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