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父の失敗の多い人生25 〜両親の会社の倒産処理の失敗1〜

お疲れ様です。カモメです。母の誕生日プレゼントに、mac book を買ってあげたこともあり、母が使っていた mac のお下がりで、ブログを書いています。
自動変換すごいですね!!まだ、全然慣れないけど、 mac を使っていると勝手にオシャレさんになったような気がしてw

これから使いこなしていきたいと思います。

さて、前回でまた1つシリーズが終わったので、次は何にしようかな?と考えていたのですが、そういえば一昨年、昨年と不動産売却をして、今も不動産売却をしているということから、過去の不動産にまつわる失敗の話をしていきたいと思います。

母が経営を引き継いだ会社の状態

一番初めのブログのシリーズ( https://note.com/kamome1205/n/n1e9891a1abac )でも、書いたのですが、昔はそこまで裕福な家庭ではありませんでした。

家賃3万円の家に家族みんなで住んでいたし、学業に関しても高校からフルマックスで奨学金を借りて学校に行ってました。でも、両親はそんなことを、当時子供だった僕に感じさせることなく頑張ってくれていたという話はしたと思います。

そんなこともあり、大学に進み、大学院に進み、卒業し、就職。
実家が関西ということもあり、初任配属が関西支社。
6年ぶりに、実家(当時は、自社ビルを改装して、そのワンフロアが家でした)に帰ってきた僕。
ちょうど、僕も、大人になったからということで、何か家業が手伝えないか?と思っていました。

そんな時に出てきた話。
母「なぁ、会社つぶそうと思うねん。」
とのこと。

きっかけは、当時のメインバンクだった、信用金庫から自社ビルを売却して事業資金として貸し付けていた融資を返済してくれないか?と持ちかけられたからでした。
いわゆる、「貸し剥がし」というやつですね。

まじか!!となった僕。家が裕福でないことは理解していましたが、両親の仕事に首を突っ込むのもーー。と思い、家族の会社のことは何も知らない状態でした。

ですので、手伝うよ。ということで、いろんなことを棚卸ししていく中で、いろんなことがわかってきました。

・会社の売上はほとんどなく、家計も赤字であったこと。
・祖父の障がい者年金や、父の再就職などでなんとかやっているということ。
・一方で、祖父の代からの事業融資が3000万残っており、金利は3%程度であるということ。
・事業融資が返済できないので、随分前から利子のみの返済で8万円ほどを家賃がわりとして毎年払っていること。

などなどです。

信用金庫からは、今であれば、自社ビルを売却することで、多少の資金が手元に残り、全部を清算できるよ。とのことと言います。
母も、「僕ももう就職したし」ということで、疲れたという様子で、前向きに進めていく方向でした。


時は、確か2012年でした。

さて、この会社の倒産処理。どのような失敗をするのでしょうか??
続きは次回に。では、また。



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