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英語を教える前に大事にしたいこと

先日ですが、私が所属(役員もやらせてもらっています!)するETAJ(English Teachers Association of Japan) の定期勉強会に参加しました。
内容は、「生徒の不安について考える」もの。

英語だけに限らず、特に何か新しいことを始めるときに感じる「不安」について、他の英語の先生と一緒に考えていきました。

皆さんは、どういう時に不安を感じますか?

初めて何かをするとき
これは失敗するのではと考えるとき
本当にできるのかと考えてしまったとき

英語学習に限らず、何かを学ぶときや始めるときはいろいろ考えてしまうものですね。
私もそうでしたし、今でもそうです。

では、私たち英語講師があなたをはじめとする学習者の「不安」を取り除くためにコミットすべきことは、何だろうと考えました。

それで、この勉強会の講師を務めてくださった方から、2つの大事なことを学びました。

1.ルーティンを作ること
2.講師が期待することをあらかじめ伝えること

ルーティンがあれば、最初は不安でも繰り返すことで生徒も慣れていき、「今からこれをやるな」と予想できることから、不安がかなり軽減されます。

講師が期待すること、つまり「今日はここを覚えてほしい」ということをあらかじめ伝えておくことで、「今日はこんな勉強をするんだな」と分かるわけです。
そして、できていないと感じたら、講師に伝えることだってできるわけですね。

英語学習の主体は「生徒側にある」わけですが、その仕掛けを作るのは「講師側にある」ということです。

当たり前のことなのですが、英語を教えることに集中しすぎて、英語を学ぶ生徒側が、英語学習をためらう根本原因である「不安」をいかに取り除くことが大事であるのか、になかなか目が向いていなかったな、と私自身も反省でした。

「不安」を感じるのは生存本能があるから、つまり絶対に取り除くことができない感情。
だから、「不安」とうまく付き合うことで、私たちの英語学習は大きく変わるし、私たち講師側がいかにして「不安」を軽減させるかが、生徒たちの英語学習の大きな助けになりますよね。

そんな英語講師を目指す、という私の決意表明です!

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