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川面 20211006 …
Ⅰ 20210930 メタセコイ…
ゆうぐれ羽虫 20210928 …
カモヘラシカ 20210812 ヘラジカの角が五歳の弟よ…
かっぱぼうずはそうっと、ちいさいぼうやの腕をつかみました。そうしてさっと、引き寄せまし…
かっぱの肉を出す店があった。真偽はわからない。 名無し少年は、この店がきらいだった。 …
「この街のね、ずうっと西の先に行ったら、お花でできた街があるんだ。ずうっと西日が射しててね、それはきれいな、金色の街。それで、お日様が沈まないと、お花は眠らないでしょ?だから、その街はね、ずうっと起きてるの。」 私、「へえ!」と思ってリョウちゃんを見た。リョウちゃんは、ほっぺたをパッと輝かせた。そして言った。 「ほんとうを言うとね、リョウちゃんの恐竜は、たまごのとき、そこからやってきたんだよ。」 私、もう一回「へえ」ってなった。リョウちゃんは、笑っていた。 そう。リョ
悲鳴のように空が鳴く。下方から吹く風が、身体に当たって砕け散る。目をあげると、視界が紅い…