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紋別空港・流氷という名のギャンブル

 2月7日から北海道をぐるっと1周してきました。

初日は羽田空港から紋別空港へ向かいます、多分流氷は難しいだろうなと思いながら。

北欧や、カナダで見られるようなオーロラも、太陽風の活動であったり、天候によっては見られないこともあります。

同様に流氷も思った以上にデリケートです。

北風に乗ってオホーツク海沿岸に流れてくるわけですが、西高東低の気圧配置になり西風が吹けば流されてしまい遥か沖合まで行ってしまいます。

また気温や水温の関係で流氷が発生してくれなかったり大きくならなかったりすることもあります。

ですので、直前の天候や流氷の情報を見ながらどこに行けば見られるのかを把握していく必要があります。

旅行会社さんはよく見ていて、見込みがなければ団体の予約が一気にキャンセルになり、見られる場所は逆にほとんど満杯になってしまいます。

そんなこんなで、紋別空港に着陸しました。現在運行しているのは羽田からの1往復のみです。

無料の送迎バスに乗って、まずはホテルへ向かいます。

チェックインの時間まで荷物を預かってもらい、お昼ご飯は、ホテルのレストランが中国人の団体で満杯になっているため、近くのセイコーマートまで歩いて行き、おにぎりで済ませました。

紋別市内のホテルと、流氷船乗り場を結ぶバスの1日乗車券を買い、流氷船乗り場へ向かいます。

乗り場の横では、紋別祭りのモニュメントが徐々に出来上がりつつありました。

ガリンコ号は流氷がないので500円引きになっていました。それでも中国人の団体が続々と乗っていきます。自分は受け付けで、今日の最終日の明日の朝便に振り替えてもらいました。

時間があるので、すぐ隣にあるオホーツクとっかりセンターへ行きました。

ちょうどアザラシの餌やりの時間と言うことです。

説明をしている間も、声をあげたりしています。

一通り説明が終わって、実際に新しいタッチすることができました。これなら水を通さないなあと納得の肌触りでした。

海の中が見られる展望タワーへは連絡バスが送ってくれます。たまたま取材か何かが入っていたので、防波堤のところにオジロワシとかがいるよと教えてもらいました。

クリオネも多数飼育されています。

この時期の日没は早いので、雪も降ってきたことなので早めにホテルへ戻ります。

食べ過ぎに気をつけながら、オホーツク御膳をいただきました。

翌朝、結局流氷がないので500円引きの船に乗り込みます。

見た目は確かに流氷に覆われていますが、氷の厚さがないので、ガリガリと氷を割りながら進む迫力を得ることができませんでした。

この後、あらかじめ予約をしておいたバスに乗り、網走経由で一路知床のウトロまで向かいました。

日本の鉄道路線と空港に降り立ち、車も使って観光した経験を広めてみたいと思って書いています。 旅行の参考にしたい方の参考になればと思います。