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レコード・クリーニング方法各種の一長一短~10

前回からの続きです。
今回は①の究極品かと思われ、またレコードクリーニングの中でも
最善の方法とも思える逸品です。



KLAUDIO CLN-LP200 クラウディオ 超音波振動式オートマチック・レコードクリーナー



最初にあくまでこれはも私は実際試したことはなく、仕様と利用者の
ブログ等でのレヴューを参考にした上の結論です。


それまでの超音波クリーニングは洗浄に於いては超音波を駆使することから、
現在のところ最上のものと考えられているのは変わりありませんが、
これの最大のアドバンテージは洗浄から乾燥までオールインワンという点。
そして他の洗浄機と違い、200W高出力の超音波のクリーニングからブラシで盤面を擦らない洗浄が最大級の差別化が図られています。



詳しい仕様は各自ググっていただくとして、以下主な優位点です。


①ブラシなどで盤面を擦らないため限りなく傷等のリスクが少ない。


②洗浄液は超音波式のため精製水などでOKなのでランニングコストは
あまりかからない。そのため薬品系を使用する必要性がないのでレコードにも
スタイラスにも安全。

③レコードを入れた時点で洗浄から乾燥まで全て自動でクリーニング開始。
そのため手間が全くかからない。またクリーニング後、即プレイ可能で効果を
最短で確認できるのもメリット。

④すべてのクリーニング工程が1枚あたり平均約7分程度とのこと。
これ以外の多くの方法は結局はマニュアル動作で綺麗な音で音楽を聴きたいという意思がないとできない水準の面倒臭さがあります。
そのため他の手動/マシーン系の工程を考えれば早い部類に入るかと。


以上を踏まえると・・・
現在のところ最強のレコードクリーニング方法の結論に至ったわけです。
そしてデメリットは・・・1点だけ・・・・。


高価すぎるということ(笑)


価格はショップによってまちまちですが、
65万円~75万円強と、もはや現実的な値段じゃないですね・・・。
レコードをたくさんお持ちの方や、ショップ等での活用であれば
1枚あたりで割り、先を見据えればさほどということにもなるかもしれませんが、やはり一般的な価格じゃないですね。。。


次回につづく

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