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レコード・クリーニング方法各種の一長一短~09


バキューム式

さて最後は究極と言いますか、恐らくは現在最も支持が高いと思われる
クリーニング・マシーンです。大きく分けて以下の2タイプがあります。

①超音波式
②バキューム式

いずれも洗浄に於いては他の方法よりも群を抜いての効果と思われます。
クリーニング液も理論上はほぼ任意のものが使用可能ということも優位性あり。
クリーニング液にもよりますが音質向上というか本来の音が復活するというのも
大きなメリットだと思います。また手動では中々行き届かない細かい汚れ等などを簡単にかつ楽に処理を行うことができます。



超音波式

特に①は洗浄能力が優れてるとのことです。
超音波を駆使してのクリーニングですので洗浄効果が②より高いのが
大きなメリット。
特に溝奥にしつこくこびり付いた汚れなどには効果絶大と聞きます。
しかしながらデメリットも多少はあると考えられます。


●クリーニング液のランニング・コスト
※マシンの容器にある程度の液体が必要。
(汚れにもよりますが、一度にクリーニングできる量は限られてる)
●一気に両面クリーニング可能という優位性はありますが、初期型には
乾燥機能がなく、乾燥場所を確保またその時間がかかるということ。
●十分にクロス・ドライ等を行わないと盤面の水分ムラの懸念。
●②同様、高価なこと。



レコードウォッシャー

後は簡易的ながらレコード・ウォッシャーがあります。
簡単に言えば①の手動版と言ったころでしょうか?
あくまでも①の簡易版ですので、洗浄能力もそれに比例してると
言われてます(あくまでも①との比較です)。

溝奥まで毛先が到達してるか否かが疑問と言われてることから、手動
クリーニングと自動マシーンの間くらいなレベルのような気がします。

次回につづく

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