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レコード針飛び修正・修復法③

今回は③です。




③は多少のスキルが必要ですが、針飛び箇所をピンポイント修正でき、
かつ必要最小限の傷でリカバリできる恐らくは一番有効な方法かと。
ただ道具をわざわざ買い足さなくてはいけないのと、前述の通り多少のスキルが
求められますので手軽に行えないという短所があります。


※画像の顕微鏡は一例です。

必要なものは・・・

●実態顕微鏡
●ライト
●マチバリ

実態顕微鏡以外はどのご家庭にも比較的あるモノかと思います。
また顕微鏡の代用はルーペなど拡大できるものであれば可能かと思いますが、
できれば固定できるものがいいと思います。


◆次に③の修正法です。

実態顕微鏡があれば溝が手に取るように分かり、針飛び理由の箇所が
探しやすいです。この状態にて初めてスタート地点に立つわけです。
この先は経験値とスキルが求められます。

またどの箇所が針飛びの原因か否かを見極める力量も必要です。
原因でない場所を修正していたなんてこと最初は割とあります(笑)


修復法
傷等によって溝の軌道が塞がれた箇所(ササクレっぽいもの)を
マチバリで擦り、針先が溝に正常にトレースできるようにするという
シンプルな理屈です。要は溝を元に戻すという作業。
軌道を阻む障害物を取り除くというイメージです。


次回は③の一長一短です。

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