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レコード針飛び修正・修復法②
前回の続きから
まずは①の長所と短所です。
![](https://assets.st-note.com/img/1661541473455-BAaKKq0Jl3.jpg?width=800)
極軽度な障害物等には有効かと思いますが、少しでも溝に食い込んでいる
傷等にはあまり効果が期待できません。
そして効果がない場合、いたずらに盤面に傷等を増やすばかりかノイズも
増やしてしまう可能性大。
またカートリッジ、ターンテーブルともに負荷をかけてしまいますので、
あまり推奨いたしません。
次は②です。
![](https://assets.st-note.com/img/1661541700136-zDAkozXj0a.jpg?width=800)
②ですがこれもどのご家庭にあると思われる爪楊枝を用います。
①のカートリッジ部分が爪楊枝に変わっただけの方法です。
こちらも荒療治です・・💦
![](https://assets.st-note.com/img/1661541790176-Iykucuqo5n.jpg)
これも手っ取り早いですが、①ほどでないにせよ画像のような進行方向に沿った
傷等には効果は期待できないと思います。リスクは①と同等で、更に
隣接する正常箇所の溝も傷を付けてしまうばかりか勢いに任せて他の溝を
傷付けてしまう危険もあります。
これはより正確に原因箇所を特定できていないのと、楊枝の先が溝より太いのが
原因です。また無事に針飛び修復後もそのような理由で、当初よりも音に乗る
ノイズを増やしてしまいがちですので、こちらも推奨いたしません。
①②はあくまでも外観等を気にせず、音飛びのみ修復成功を見込めるのであれば、手軽で簡単だとは思います。が、簡単なだけに失敗した時のリスクは決して
小さくはありません。
次回に続く
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