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レコード針飛び修正・修復法①

レコードの針飛びは昔から愛好者にとって克服したい課題の1つです。
昨今アナログ・ブームと言われてる中、特にその問題が再び重く沸々と
頭によぎるのではないでしょうか?そしてこのブームから新たなに
加わったユーザーにも悩ましいところかと思います。

結論から言いますと・・・
まず誰もが簡単に、そして確実に修正できる方法はありません。
それでも少しでも可能性があるならば治したいと思うのが人の性です。

今後の投稿は修復方法はサワリ程度触れますが、
(各詳細は他サイトをググれば出てきます)それよりも各方法での
一長一短を中心に進めていきたいと思います。

「針飛び」
と検索すると主に以下の3つの方法が挙げられてると思います。

①針飛び箇所付近にカートリッジを上から押さえながら
ターンテーブルを手動で逆回転にスクラッチ

②針飛び箇所付近に爪楊枝を置き逆回転にスクラッチ

③針飛び箇所付近にマチバリで溝をスクラッチ


①~③共通するのは針飛び箇所を各道具を用いて溝を擦りながら軌道を
矯正するというもの。手動以外の方法はないこと。
多かれ少なかれ盤面に傷、若しくは擦り痕が付くということ。


そして何一つ安全な方法はないこと。

また厄介なことに針飛びは何も傷だけとは限りません。
見極めを誤ると致命的な結果にならないこともありません。
傷なのか?詰まりものなのか?プレスミスなのか?針圧なのか?
場合によってはクリーニングで解消されることもあります。
こればっかりは実際に作業を含めての経験しかないと思われます。


次回は①~③の一長一短に迫りたいと思います。

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