現実は小説より奇なり #2
将来を考えるにあたり優先順位が出てくる。何をしたいのか、何になりたいのか。幼い頃の漠然な夢より、高校にもなると進路を否応なしに迫られ、卒業後の自分の行く末というか、将来就きたい仕事に対しての進路を真剣に考えなければならないようになってきていた。
幼い頃から計算を主流にしていた学び事をしていたこともあり、ありがたい事に数学は授業を聞いてなくてもそこそこ点が取れ、その他にも理系の分野は全般的に得意にしていた。
その当時なりたいと思っていた日本語教師の道へ進むために文系の道