FOM(Future of Mipox)のGoriproについて。

画像1 Twitterですと文字数が限られてる所、私達の日々の活動を深くお話するためにNoteをはじめる事にしました。至らない所もあるかとおもいますがよろしくお願いいたします。さかのぼる事、2021年4月に私達のチームがスタートしました。製造と営業から人が集まり同じ釜の飯を食う仲間となり日々の活動を行ってます。部署名はGoriproで、名刺交換をさせてもらう時にGoriproって何なの?とお客様からのツッコミがすごいです。当時、スタートした時の責任者がゴリラ似だったんですっていつも言ってます。
画像2 冗談は置いといて(^^; 主には新しい事をしようってチームなのです。Future Of Mipox(FOM)に属し、将来の飯の種を考える一員です。その中でも枠が広く何やってもいいって部署なんですが、日々こちらのMipoxWayと照らし合わせながら活動してます。時にはそれる事もありますが、一歩下がって添削しながらまた進んでいってる感じです。MipoxWayはMipoxGroupの経営理念となっており、社員達も業務をする上でこちらを意識しながら日々の業務を行っております。
画像3 そしてまたさかのぼること2020年の夏。広島県にある弊社の福山工場(当時、日本研紙株式会社)がコロナ禍で生産が落ち、帰休をしていた時の事です。モチベーションも下がりまくってる時に、空き時間を使って何かできないかと工場内で話し合いを行いました。その中で地域にある公園遊具が汚れたり、握りなどにバリがあって危ない所があると近隣に住んでいる方から情報を頂いていたので、自分達が作った研磨材製品を使ってきれいにする活動をする事にしました。(ボランティア活動ですが、弊社では公園美化活動と言っております)
画像4 福山市役所さんへ確認して許可を頂いたので活動をスタートしました。一般的には不織布研磨剤でさっと足付け研磨を行いますが私たちは紙やすりのP100・P120・P150・P180・P240・P320の番手を組み合わせて、電動工具と手研磨で下地の肌を研磨で整えていきました。 組み合わせとしてはP100→P240とかP150→P320とかが私はおすすめです。Nikkenのペーパーは同じ番手でも深い傷が入らないので後工程が楽です。
画像5 遊具だけではなく、公園ベンチもピカピカにしました。昔の木なのか立派な木で表面が硬く、上から力を入れて押さないとなかなか表面を一皮向くのは難しかったです。P40・P60・P80からの研磨でもいいのですが、後工程の目の事も考えるとP100くらいから研磨していきP320くらいの仕上げがいいと思います。この写真を見られて、研磨だけで右のような写真になるのですか?ときかれますが(^^; 最後はオイルステインを塗って塗装してます。
画像6 公園美化活動をやりながら自分たちが感じたのがこちらでした。研磨商品とは主に紙やすり、布やすりとなります。(取り扱い商品とかはHP見て頂けたら幸いです)社内・社外に問わず世の中には磨きのスペシャリストがたくさんいらっしゃいます。しかし、自分達も工具や手を使って自分達で研磨する事で何か見えてくる事があるだろうと思い身の回りにあるワークを片っ端から研磨していきました。
画像7 シンクはMipox製品の研磨フィルムでP800・P1,000・P1,500・P2000で水研ぎ/手研磨した後にダブルアクションサンダーにスポンジをつけてコンパウンド粗目で磨いていきました。
画像8 テーブルはP240・P320・P400のペーパーをかけた後に水性塗料(ステイン入り)で塗装しました。ここで失敗したのが研磨した後に油性塗料を塗りましたが光沢がかなりでてしまったのでP150・P180で塗装を剥がしてから塗装を行いました。
画像9 お風呂場の洗面台は自社製品にあるうろこ取り用のダイヤ製品を使用しました。ダイヤなので研磨スピードが速かったです。
画像10 樹脂製のお風呂場は水研ぎ/手研磨でP800~
画像11 石材は石材用のダイヤ製品を使い水研ぎ/工具でP400~
画像12 最後は檜風呂です。黒ずみと木の毛羽立ちをP100・P120、その後にP240・P320・P400を使って肌を整えていきました。曲面がある檜風呂は不織布ベルトと工具を使いました。一皮めくる事でツルツルした肌触りも気持ちよかったです。
画像13 MipoxGroupで製造・販売しているもを使って複数の製品を綺麗に研磨する事ができました。自分達が作っている製品がどういう特徴があってどういう使い方をしているのかを自分達で使って体感する事で理解すれば製品を語る事ができるとの気づきが大きかったと思います。
画像14 SDGsもこれですってのはまだしっかり言えないですが、意識しなきゃなと思います。
画像15 2021年4月スタート時、自分達で研磨をする事で新たな価値が生まれその先に何か見えるような気がしました。この記事を書いている今(2021年12月)は当時と心境の変化もありますが、自分達で研磨する、再生させる思いは今でも変わっていません。そして「塗る・切る・磨くで世界を変える」も意識しながら世の中をかえていけるようにこれからも活動していきます。

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