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賀茂別雷神社(上賀茂神社)の参拝記録

4月に賀茂別雷神社(上賀茂神社)に行きました。
今更ですが記録しておきます。

まずは参拝へ

まずは参拝。
上賀茂神社のトレードマークでもある赤い楼門をくぐり、石段を上がって参拝します。
この日は日曜日で、石段は長蛇の列でした。

国宝の「本殿・権殿」と「ご神宝」を案内・解説してもらう「特別参拝」に申し込もうと思ったのですが、この日は"賀茂曲水宴"のため中止でした。

基本的に、本殿や拝殿の撮影は、関係者の方に許可を得ることにしているのですが、皆さんお忙しそうだったため、断念しました。
(境内の撮影に関しては、公式HPを確認しています。)

みあれ桜

朱印受付所で御朱印をもらおうと思ったものの、こちらも長蛇の列。
傍の「みあれ桜」を眺めることにしました。

みあれ桜

JR東海の「そうだ 京都、行こう」のCMにも使われたそうです。

「ならの小川」でひとやすみ

振り返ると朱印受付所の列が更に長くなっていたため、「ならの小川」の辺でひとやすみしました。

「ならの小川」は上賀茂神社の境内に流れる小川です。

ならの小川
さすが上賀茂と言わんばかりの水の美しさです。

この日は4月中旬とは思えない暑さだったため、足を浸けて涼む子供たちもいました。

木陰でひとやすみしていると、さらさらとの小川のせせらぎが聞こえ、うとうとしてしまいました。

近くに住んでいたら毎日でも通いそうです。

一旦境外へ

川の流れに沿って歩くと、外に出ました。

木々の緑に朱が映えます

朱色の玉垣がよく目立ちます。

朱色は古来より「魔除けの色」として、神聖な力を持つ物に使われてきました。
この玉垣にも同じような意図があるのでしょうか。

穏やかな空気

反対側は住宅街に続く道のようです。
境内を出てもゆったりとした時間が流れていました。

御朱印をもらう

境内に戻り、朱印受付所まで向かいました。
ぱったりと人がいなくなっていたため、並ばず御朱印をもらうことが出来ました。

上賀茂神社の御朱印

中央の文字は「賀茂別雷神社」です。
(今回は主に別称の「上賀茂神社」を用いていますが、正式名称は「賀茂別雷神社」です。)
右上の判は御神紋の「二葉葵」です。

迫力のある御朱印ですね。

神社の解説

神社の歴史の解説も頂きました。

最後に境内を散策

御朱印をもらい、日も傾いてきたため、散策しつつ帰宅することにしました。
鳥居を出てゆっくりと歩きます。

二の鳥居

二の鳥居
奥には神山を象った「立砂」が見えます。

馬場殿

馬場殿 

「外幣殿」とも呼ばれています。
行幸(天皇の外出)の到着場所です。

斜め向かいには「神馬舎」があり、参拝に向かう際、神馬の「神山号」の姿を見ることが出来ました。
白馬の神馬ということで、子供から大人まで、幅広い世代に大人気のようでした。

「神山号」は、主に祭礼の日や祝日の昼間にいらっしゃるようで、この時には既にお帰りでした。

斎王桜

斎王桜

斎王が愛でたとされる「斎王桜」も満開でした。
見事な紅枝垂れ桜ですね。
夕日に照らされた姿が、美しくも懐かしい空気を漂わせています。

斎王桜を撮影する人々

境外に向かう人々は、皆立ち止まり、斎王桜を写真に収めていました。
昔も今も、桜を愛でる人々の心は変わらないものなのでしょうね。

大鳥居

大鳥居
奥には一の鳥居が見えます

振り返って大鳥居を写真に収めました。
この大鳥居は2021年の1月に建てられたものです。
高さ8m、柱間は約6mの大きさで、一の鳥居の大きさとあまり変わらないそうです。

振り返りつつ帰路に就く

一歩一歩境内から遠ざかります。

夕日の中の大鳥居

信号待ちの間に、振り返ってもう一度大鳥居を撮影。
ノスタルジックな気分になりました。

最後にもう一度振り返り、帰路に就きます
賀茂川

今回は写真に収めていませんが、境内の社にも参拝しています。
石段を上がってかなり高い場所まで歩く必要がありますが、楼門周辺とはまた違った雰囲気を感じられました。

次回は特別参拝に申し込もうと思います。


※本記事で使用している全ての画像の引用・転載を禁じます。

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