モンブランチェック - 白くないですけど。
秋といえば、栗。栗といえば、モンブラン。
なんとも言えず食欲をそそるあのモンブランのおいしそうな栗のペーストの感じを柄にしてみました。
モンブランの名前の由来は、アルプス山脈のモンブランで、アルプス山脈に接するフランスのサヴォワ地方やイタリアのピエモンテ州が発祥といわれています。この二つの地方では、白い生クリームに栗のペーストを添えた家庭菓子が、モンブラン(=白い山の意味)と呼ばれていました。
それが、生クリームよりも、ペーストのデコレーションほうが主になって、現在の白くないモンブランの感じになったと考えられます。
最近では、「モンブラン」という名称で、栗以外に、さつまいも、かぼちゃ、いちご、チョコレートなどが作られていますが、そもそも、モンブランの正式名称は、Mont Blanc aux marrons(モン・ブラン・オー・マロン)=栗の白い山
なので、「モンブラン」=栗ではなくてもいい、ということになりますね。
ちなみに、日本では、モンブランは、黄色いイメージですが、これは、東京の自由が丘にある「モンブラン」の店主、迫田 千万億さんが、日本人になじみ深い栗の甘露煮から黄色い栗のペーストを作ってモンブランとして日本に紹介したのが最初だから、とされています。
参考
使用例
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