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43日め 朝ドラ休止だけどよかったさがし


朝ドラが止まった日記録を書こうとして結局そのままになってしまって43日め(日曜日は数えていません)。

本日8月17日(月)に9月14日(月)から「エール」が再開することが発表された。あと1ヶ月!

「純情きらり」も甲子園高校野球交流試合で止まっているし、「はね駒」は127回まで進み、あと30回くらい。ようやく新聞記者になって3年、ばりばり活躍しているりん。「20世紀の女性」という連載記事を手掛けている。斉藤由貴のしゃべり方が速くなった。

子供もふたりになった。

今日はそこへ相馬からなつかしい鶴次(矢崎滋)とキヨがやって来る。樹木希林となまりの話をするんだが、このたわいのない会話を見せるのは、樹木希林、矢崎滋、山内明、みんな俳優なのだ。芝居をちゃんとしているのだと思う。笑いもあるけど上品なのだ。福島弁にどこか愛情もあって、親しみを感じる。

キヨと鶴次は地震の悲劇から生き抜いたふたり。それを思い出すことは、りんと源造が結ばれる大事なきっかけを思い出すことで。でも源造はしんみりするのに、りんはなにが?とけろっとしているという対比も重たくなりすぎなくていい。それでも中盤の重要な話が終盤で生きてくる構成はホッとするのである。

このあと「エール」を見るとドタバタした軽演劇に見えてしまう。そういうのを狙っているのはわかるし、そういうのも嫌いじゃない。コントは好き。ただ、このドラマ枠では上質な芝居を見たい。出てる人たちが上品な芝居のできる俳優たちだから。静かなトーンに笑いを潜ませてほしいと思ってしまう。もちろん「はね駒」が昔の芝居ぽくて退屈に思う人もいるのだろうし、その人の趣味でしかないのだというのはわかっている。

今週の「エール」の副音声は今週は森七菜さんで、彼女の声と発し方はすごく好き。


今日は、TOKYO FM 住吉美紀さんの「Blue Ocean」にドラマの話で出演した。

20分ほどの時間で、最近のドラマについてお話した。コロナで中止になってしまっていた数ヶ月のことといまのドラマのおすすめ作について。

朝ドラが休止になって以降、朝起きられなくて、だらだらしているのだが、今日は珍しく7時過ぎに起きて、「はね駒」見て、BS で早エール見た。で、一本、原稿を上げて、頭をしゃっきりさせてから、出番に備えた。

事前の打ち合わせでは、コロナ禍ドラマがどうなったか、中止になったとか再放送がたくさんあったとかいう話をする予定だったのだが、早起きして、住吉さんの爽やかな声のラジオも事前に聞いていたら、なんとなく気持ちが変わっていった。

出番の直前、「親バカ青春白書」のゆずの主題歌が流れ、リスナーの方が「オヤハル」の話をして、住吉さんもムロさんが出てるんですねーなんて話していたから、

最初に話そうと思っていたプランを変えたくなった。住吉さん、あれ?って思うかなと思ったけど、ベテランだし、大丈夫だよねって思って。

コロナで大波乱、休止になっていたけどその分、再開したドラマが勢いがいい。

「オヤハル」もいいし、「半沢直樹」はすごい。昨日の視聴率は25.5%だったそうですよーとちょっと前にネットニュースに出た情報を紹介した。

ドラマ、いま、がんばっていて、面白いよ!ってことだけ伝えたくなったのだ。

そのあとは、「MIU404」と「家政夫のナギサさん」と「おじさんはカワイイものがお好き」を紹介した。

よく、芝居の取材をしていて、その場の感情を大事にするっていう話が出るのだが、私もそういうタイプなんだよなあと改めて認識した。朝の元気で爽やかな空気、住吉さんの話を聞いていたら、気分も話したいことも変わってしまった。住吉さんはベテランのアナウンサーだから、全然平気で話を進めてくれた。

リモート(LINE電話)だったから間合いがつかめず、かぶせてしまったり、聞こえない声があったりしたのが残念だったけれど、その場で「心が動く」という感じがこんなにも手でつかめるように形を成して見えたのははじめてだった(それとしゃべりがうまいか下手かは別)。

基本、事前の質問案に沿って話を聞くのが嫌いなのだが、さすがに生放送で変えちゃうのはどうなのかなと思って、緊張したけど、結果はどうあれ、やってよかったように思う。

ほんとは朝ドラが休止していることは歴史的大事件だという話もしたかったのだが、それはできなかった。まあ今期のドラマがテーマだったから朝ドラはその中に入らないといえば入らないのでね。

今回のラジオ出演は、朝ドラがおやすみになって、ほかのドラマの記事をたくさん書いたことがきっかけだと思うので、朝ドラおやすみ事件に感謝。ほかにもお仕事の話をいただけていて、朝ドラは別格で大事だけど、嬉しかった。

朝ドラにもまた「恩返し」するよ(大和田のマネ)。








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