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「厚さ1㎜のコースターの紙や、虹色にキラキラ輝く紙、透け感のある紙など合計6種類の紙でTetra Styleさんの作品をテスト印刷!!!(後編)」

こんにちは、紙谷刷太郎です!
気が付けばあっという間に2月も節分を過ぎ、日差しも日に日に強くなり、春の気配が感じられるようになってきましたね。わたし紙谷はひどい花粉症なので、春の気配と共に花粉の気配も感じ始めておりますっ。

さて本日は、「体験 ! ! なるほどなPAPER Vol.02」にご参加頂いているクリエイターのTetra Style(てとらすたいる)さんのテスト印刷立ち会いの【後編】をお伝えします!テスト印刷までの準備や、1つ目の作品のテストの様子は【前編】の記事をごらんください!


「Tetra Style 10th Anniversary」のテスト印刷へ!

こちらのイラストを3種類の紙でテスト印刷することに!
果たしてどのような仕上がりになるのかドキドキします!

1つ目の作品「365days」の紙と印刷の方向性がおおよそ見えたところで、次に2つ目の作品「Tetra Style 10th Anniversary」のテスト印刷を見比べることに!こちらも3種類の紙でテストしました~!

おぉー、3種類ともに想像以上の存在感っ!!!

いざ、仕上がったテスト印刷を見るとびっくり!!!!!

こちらは「アートドリープ 紫雲」という紙です。画像ではわかりにくいのですが、
トレーシングペーパーのようにうっすらと紙が透けるのが特徴です!
とてもきれいに印刷が乗りました~!
メタリックシルバーの紙「ハイボーンA サイコロ」を使用しました!
四角いサイコロ型のエンボスが紙全面に入っていて、見る角度で
サイコロ柄が浮かび上がってきたり、すっーと消えたりする紙です!
作品とぴったり!!!
虹色にキラキラ輝くコンパッソ H-10 レインボ-という紙ですっ!
見る角度により、紙色がブルーやピンク、紫に変化するのが特徴です!

頭の中でイラストデータと紙を勝手に組み合わせて妄想していたのですが、その妄想を遥かに超える存在感っ!

仕上がったテスト印刷を見た瞬間「きれい!」「すごい!」という嬉しいお声が!
紙の種類が変わっただけで、ここまで大きく印象が変わるとは~!

もちろん3種類とも同じ印刷方法なのですが、それぞれの仕上りが全く違って見えるのは、ベースの紙の種類が「レインボー」「メタリックシルバー」「半透明」と違っているためで、どれもかなり特徴の強い紙なので、仕上がりの印象も大きく変わったのだと思いますっ!

ホワイトインクとクリアインクをみごとに使いこなす!

画像の上にある風船はツヤツヤ、ピカピカに!
キャラクターの頭巾や目玉は、ほどよいキラキラにおさえられています!

更にテスト印刷を近くで見て頂くと、例えば「風船」はキラキラ、ツヤツヤしているのですが、かわいいキャラクターたちがかぶる頭巾や目玉などは、キラキラがほどよく抑えられているのがおわかりになりますでしょうか?

これはイラストのパーツごとにホワイトインクとクリアインクとの濃度が指定されているからで、それにより作品の中に立体感が生まれているのですっ!(下の画像がホワイトインクとクリアインクのパーセンテージを指定した紙ですっ!)

ホワイトインクとクリアインクのパーセンテージが
イラストのパーツごとに細かく分けられていますっ!

クリアインクの新たな使い方を発見!

そして印刷のことで、最後にもう1点ご説明しておきたかったのが、作品の背景部分のすりガラスのような質感ですっ!その効果が最もよく出ているのがコンパッソ(H-10 ホワイトレインボー)という紙を使ったテスト印刷物でしたので、その画像を見て頂きながらご説明しますっ!

背景部分がすりガラスのような質感に!
風船、リボンとの質感の差が鮮明に!!

これまでクリアインクは部分的に艶を出したり、盛り上げたりする時に使用してきましたが、実はこのクリアインク、

グロス(ツヤあり)に仕上げるだけではなく、紙によってはマット(ツヤ消し)仕上げにすることもできるのですっ!!!!!

インクの噴射する量を調整することで、紙との相性にもよりますが、グロス、マットのどちらにもし上げることができるということで、今回のように鏡のような質感の紙を使用することで、上の画像のように背景部分がすりガラスのような見た目に変化することがわかりました!!!

その場でコンパッソと、ホワイトインクの濃度による見え方の違いを比較するテストがスタート!

仕上がった3種類のテスト印刷を見比べていると、それぞれの紙の良さがありましたが、10周年の特別感や、イラストとイメージが近い紙ということから、虹色にキラキラ輝く「コンパッソ」(H-10 ホワイトレインボー)を本番に使用することがその場で決まったのでした!

ただ、このコンパッソは見ての通り、かなり紙そのもののインパクトが強く、クリアインク、ホワイトインクのわずかな濃度の差で、作品全体の印象、見え方も大きく変わるため、ショウエイさんにお願いをして急遽、気になる部分のデータを切り取って、更に3パターンの濃度で印刷して頂くことになったのです!現場の職人さんによる素早い対応であっという間に印刷へ!

その場で出てきたクリエイターさんからのご要望に、「じゃあ、この場でやってみましょう!」と一緒になって楽しんで頂けたショウエイさんには今回も感謝しておりますっ!ありがとうございました~!!!

このあと、仕上がったテスト印刷を見ながら最後にもう一度打ち合わせをして、2点目の作品「Tetra Style 10th Anniversary」の本番に向けた紙と印刷の方向性を決めることができたのでした~!Tetra Styleさん印刷立ち会いお疲れさまでした~!!

虹色に輝く紙の影響がどの程度タイトルの見え方に影響するか、何度も見比べますっ!

ブログ『てとらすたいるタイムズ』に「体験 ! ! なるほどなPAPER」企画を掲載して頂いています!

そして、最後にもう1つとても嬉しいことが!!!!!
今回のテスト印刷の様子や、テスト印刷に入るまでの「体験 ! ! なるほどなPEPER」企画について、Tetra Styleさんのブログ「てとらすたいるタイムズ」で、たくさんの画像と共に企画についてとてもわかりやすくご説明頂いています。ぜひこちらのブログもお読み頂ければと思いますっ!(Tetra Styleさん記事にして頂き本当にありがとうございますっ!)
「てとらすたいるタイムズ」はこちらから~ ⇒ ⇒ ⇒


ということで、次はいよいよ最終の本番の印刷となりますっ!!!
大きなサイズで作品が仕上がるところが見れるのを今から楽しみにしていますっ!本日も長文をお読み頂きまして本当にありがとうございました~。
紙谷刷太郎がご案内いたしました!

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