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適切な問い掛け

私の師匠の一人である、あうんの岡本吏郎先生によると、私たちが人生を成功させるのに必要なものは、「適切な問い掛け」なのだそうです。
これはP.F.ドラッカー先生が亡くなる前に講義された際に、学生から「成功する条件」を聞かれた際に答えた事だと伺っています。

難しいですよね?
何を持って「適切」とするのか。
あ、だから人生の成功者は少ないのか。

P.F.ドラッカー先生は現代の組織論を展開されたと認識しています。
その論考のほとんどは、組織の制御統制に関するものの様に伺っています。
「適切な問い掛け」さえできれば、自ずと「回答」もしくは「回答に向かうヒント」が与えられるというのが、岡本先生の言われている事です。

全てがこの「適切な問い掛け」次第ということになります。

「適切な問い掛け」とは、なんでしょうか?
P.F.ドラッカー先生については、本をまず読まれる方が良いと思います。
あちこちでP.F.ドラッカー先生の解説セミナーがありますが、解説セミナーというものはその解説者のバイアスがかかっています。
せっかく非常にこなれた訳出本が日本にはあるのですから、手抜きしないで読みましょう。(と、そこに積読の私が言えた義理ではないのですが)

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「適切な問いかけ」とは、YES/NOで答えられるものでは少なくともなさそうです。下記の様な質問が、「適切な問いかけ」の代表の様です。

成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。(P.F.ドラッカー)


「われわれの事業は何か」は、分解すると下記の5つになる様です。
1)自分の事業の「大義名分」は何か
2)「お客様」は誰か?
3)「お客様」にとっての価値は何か?
4)われわれの「成果」は何か?
5)われわれの「計画」は何か?

次の言葉も重く、きっついですよ!

未来に何かを起こすには勇気を必要とする。努力を必要とする。
信念を必要とする。その場しのぎの仕事に
身をまかせていたのでは未来はつくれない。(P.F.ドラッカー)

うわー!その場凌ぎでやっつけ仕事になってないでしょうか?
(やばい、このNOTE毎日書くのもやっつけになってないか?)

サポートいただき感謝します。いろいろ困難な時ですが、人様のお役に立てる事を考え、行動していく所存です。宜しくお願いいたします。