人の問題
企業や組織にとって、人の問題は深刻なものです。
小規模な会社にとって、正直に言えばあまり人を雇いたくはないけど、雇おうとしても思う人材は来ない。
これが実態です。
残念ながら最初に組んだ人以上の人材が、後から来ることはありません。
だから最初に会社を作るときに、よくよく考えて人を引っ張る必要があります。その後からそれ以上の人材が来ることは絶対にありません。
また人というのは、相性の問題があります。
組み合わせれば10倍の力を出す組み合わせと、組み合わせればお互いを潰し合う組み合わせがあります。
こう言う事も中国の古典の中に記されています。
どうせなら組み合わせて10倍の力の出る方を選びたいものです。
100%そうなるかは他にも個人のエネルギー量や、その時の勢いなどのパラメーターもありますので、すぐにそうなるとは限りませんが、どうせならそうなりやすい組み合わせを選ぶべきでしょう。
以前、韓国ドラマの「ミセン」と言うお話をしたかと思います。
あのお話は高卒資格の優秀な子が頑張るお話なのですが、結局上司は正しいことをやって会社にいられなくなったせいで会社を作ります。
その会社に呼ばれる形で最終的に主人公も吸い寄せられて活躍するお話です。
その上司のもとに相性の良い部下が集まり、何倍もの力を出して行く。
相性の良い組み合わせの人材を集めると、何倍もの力が出ます。
そう言う組み合わせで出発する。あるいは採用時にその人を入れたらどうなる傾向が強いか、シュミレーションして置く。
これはとても大事な事です。
結局、「人は石垣、人は城」なのです。
石垣も組み合わせが上手くないと崩壊します。
そう言うものです。
サポートいただき感謝します。いろいろ困難な時ですが、人様のお役に立てる事を考え、行動していく所存です。宜しくお願いいたします。