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2023ジュビロ磐田 出場記録 後半戦に向けて各ポジション総点検!

こんばんは、神セーブです。
シーズンの折り返しが近づいてきたので、20節秋田戦までの出場時間を出してみました。(リーグ戦のみ)

全選手 出場記録

怪我人も多かったこともありますが、多くの選手がリーグ戦に出場しており、健全な競争が行われていますね。
出場時間0の選手は八田以外怪我・コンディション不良でした。
森岡以外はカップ戦で復帰してきており、後半戦が楽しみです。

八田はGKですし、出場0は仕方がないかと思います。

比較的開幕戦のスタメンが主力になることが多い印象がありますが、出場時間上位11人で開幕スタメンだったのは梶川・グラッサ・鈴木雄斗・松本昌也・ジャーメイン良の5人で、この5人も20節までにスタメン落ちを経験しています。
今後のポジション争いも楽しみです。

ポジション別考察

GK編

梶川裕嗣 1080分
三浦龍輝   630分
八田直樹       0分

GKは開幕から12節徳島戦までは梶川がスタメン出場を果たしていましたが、13節から三浦がポジションを奪いました。

梶川も三浦も素晴らしいGKですが、上背があり、ハイボール・クロスなどの空中戦の強さは梶川に分があることが評価されてか、梶川が開幕から使われていました。

しかし失点が続く中、三浦がスタメンで起用されたヴェルディ戦でビッグセーブ連発のクリーンシートという結果を出しポジションを奪取。
昨シーズン課題となったハイボールの処理も克服し、抜群の反射神経を活かしたシュートセーブと味方を鼓舞し、ディフェンスを統率するコーチングで守備に安定感をもたらしています。

梶川という良きライバルがいたからこそ、三浦も弱点の克服やチームとしての改善点をピッチの外から見て考え、レベルアップできたのではないでしょうか。

現状はアクシデントがない限り三浦が正GKを務めそうですね。

八田はGK以外の選手にとっても手本となる選手。
出場機会はなくとも欠かせない存在です。

CB編

リカルド・グラッサ 1260分
鈴木海音      1170分
中川創         760分
伊藤槙人        236分
山本義道         0分
森岡陸                               0分

伊藤槙人が山形戦で負傷離脱し、中川が大宮戦でスタメンを掴みましたが、終盤退場処分を受けてしまったことで静岡ダービーは鈴木海音がスタメンに抜擢されました。
海音はU-22代表もあり、栃木戦からは再び中川がスタメンに。

大分戦で敗れた後、ポジショニングと連携面に課題のあったグラッサをベンチに置き、代表帰りの海音と中川のコンビをスタメンに抜擢した横内さんの手腕には脱帽です。

11節ヴェルディ戦からポジションを奪い返したグラッサは課題のポジショニングを改善。
海音と素晴らしい守備連携を見せています。

再びU-22代表招集でチームを離れた海音のいない間にポジションを狙う伊藤槙人と中川創。
山本義道も怪我から復帰し、ポジション争いが楽しみです。

横内さんはビルドアップも重視するため、山本義道と森岡陸はその課題をクリアし、対人の強さをアピールできるかが巻き返しのポイントになりそうです。

サイドバック編


鈴木雄斗 1620分
松本昌也     90分

右サイドバックは鈴木雄斗の独壇場。
雄斗が欠場したいわき戦は昌也が務めました。(大貴はコンディション不良だったと思われます。)
カップ戦では大貴の他に吉長も使われており、不安はないポジションです。

松原后 1643分
松本昌也 64分
小川大貴 45分

開幕戦は松本昌也が務めましたが、後半途中から出場した松原が好パフォーマンスを披露しポジションを不動のものに。

小川大貴は途中出場でボランチと交代し左サイドバックに入り、ドゥドゥがボランチ・松原をサイドハーフに上げるオプション交代をすることがほとんどでした。

最近高野遼が大怪我から復帰し、カップ戦では好パフォーマンスを見せています。
高野がスタメン争いに食い込んでこれるか楽しみです。


ボランチ編

上原力也 1013分
遠藤保仁   967分
針谷岳晃   495分
山本康裕   340分
鹿沼直生   270分
藤原健介   192分

序盤は針谷・遠藤のコンビが軸となりそうだったボランチでしたが、針谷が負傷離脱している間に上原が軸になりました。

43歳ヤットさんの技術は衰えませんが、スピードなど含めたフィジカル能力・守備力はウィークポイントであり、ヤットさんからポジションを奪う選手が出て来ないといけないことも事実。

怪我から復帰した針谷がスタメン候補に躍り出るかと思いましたが、秋田戦で藤原健介が見事なパフォーマンスとゴールで猛アピール。

ベテラン山本康裕、攻撃時のポジショニングは課題ですが運動量と守備力に定評がある鹿沼の巻き返しにも注目です。

右サイドハーフ編

松本昌也    623分
ジャーメイン良 408分
吉長真優    291分
金子翔太    258分
藤川虎太朗     77分
大津祐樹     6分

序盤はジャメがスタメンで起用されていましたが、松本昌也がファーストチョイスになりつつあります。
しかし松本は他のポジションもカバーできるため、今後も他のポジションでの起用も多くなりそうです。

現在のセカンドチョイスは金子翔太。
吉長・藤川も好調を維持しており、盤石なポジションです。

左サイドハーフ編

ドゥドゥ 1391分
古川陽介   247分
松本昌也   153分
大津祐樹     47分

攻守において大活躍するドゥドゥが不動のレギュラーに。
ドリブルが持ち味の古川も徐々に調子を上げており、楽しみな存在です。

松本昌也が3番手に控えており、不安はないポジションです。

トップ下編


山田大記  808分
金子翔太  594分
藤川虎太朗    193分
大津祐樹        5分

トップ下は山田大記が抜群の存在感を見せていますが、負傷離脱が多くなっています。
金子・藤川も違った特長を出して機能していますし、最近は2トップもオプションになってきており、後半戦に向けて選手層は心配無さそうです。
得点に絡むプレーを増やしていってほしいですね。

CF編


後藤啓介        613分
ジャーメイン良     460分
大津祐樹        237分
藤川虎太朗       176分
ファビアン・ゴンザレス   77分

現在はジャーメイン良・後藤啓介がポストプレー・背後への抜け出しのタスクをしっかりとこなし結果を出しています。
大津祐樹が長期離脱してしまい、補強が出来ない中、ラッソの奮起に期待がかかります。
天皇杯で2ゴール、ルヴァンカップでもゴールしコンディションは上がってきており、守備タスクも徐々に良くなってきているので、3人で良い競争をしていってほしいですね。


前半戦はドゥドゥの活躍が目立った印象がありますが、負傷離脱する選手が多かった中、両サイドバック・サイドハーフを高いレベルでこなした松本昌也も影のMVP級の活躍ではないかと思います。
地味ながらコタも3ポジションをこなし貢献していますね。

チームとして高いレベルでポジション争いが出来ている事、
選手の特長を活かしながら選手起用している横内さんのマネジメントも素晴らしいですね。

町田が独走しつつありますが、まだ優勝を諦める必要はありません。
最大の目標はJ1復帰。
ここに向けて後半戦も応援していきましょう!

そして今後もブログを書いていきますので、良かったらいいね・リツイート・感想などをよろしくお願いいたします。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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