見出し画像

Por Una Cabeza(1935)


曲名『ポル・ウナ・カベサ(首の差で)』
作曲 カルロス・ガルデル

概要

『ポル・ウナ・カベサ』 (西: Por una cabeza) は、タンゴの有名曲の一つ。曲名は競馬用語の「首(ひとつ)の差で」を意味する。カルロス・ガルデルが1935年の映画「タンゴ・バー」 (Tango bar) の挿入歌として作曲したもの。ギタリストで作詞家のアルフレード・レ・ペラ (Alfredo Le Pera) による歌詞がついている。

なお、ラテン調やクラシカル調、テクノ調、タンゴ向けなど様々な編曲・アレンジがなされている。

Wikipediaより


映画『タンゴ・バー』(1935)

この映画のために作曲された。

『正直な男は、愛する女が専門的な泥棒だと知ると、苦しみながら生きていく。彼女が愛を信じ始めると、彼と一緒にいるために犯罪生活を去る。しかし、彼はもう彼女を信用できない。カルロス・ガルデルの最高のタンゴを持つ感性的なメロドラマ。』

DVDパッケージ裏面より自動翻訳

楽曲が使用された映画


『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(1992年)


『シンドラーのリスト 』(1993年)


『トゥルーライズ』(1994年)


『オール・ザ・キングスメン 』(2006年)


フィギュアスケート

浅田真央選手2009

アンナ・ポゴリラヤ選手2017


クラシック調

歌詞

首一寸の差で

首一寸の差で
ゴールの手前
足並みを緩める
気高き若駒よ
行き先を引き返す
彼(か)の馬は言う
友よ、忘れるなかれ
博打は為にならぬと

首一寸の差で
情熱に呑まれたあの日
笑みを浮かべた
男たらしの女が
終始嘘っぱちの
愛の誓いを立てるのさ
僕の想いをすべて
焚き木に焚べて

[Coro:]
首一寸の差で
全てが狂い出す
彼女のキスは
哀しみを遠ざけ
苦しみを和らげる
首一寸の差で
彼女が僕を忘れるなら
何をためらおう
この命さえ投げ出そう
何の為に生きればいい?

数多くの欺瞞の末に
首一寸の差で負ける
同じ轍(てつ)は踏むまいと
心に決めたのに
されど燃ゆる
彼女の唇が
僕を揺さぶるのなら
もう一度、キスをしたい

全コースを走り終えて
博打も幕を閉じた
憂き勝負の行く末を
二度と目にすることはないだろう
されど、いつぞの若駒が
日曜にまた現れるならば
もう一度、賭け事をしよう
僕は何をすればいい?

https://lyricstranslate.com/Jelly Cat 様翻訳


楽譜

Wikipediaにて楽譜(スペイン語ver.と英語ver.)が公開されています。

▼楽譜(スペイン語ver.)


▼楽譜(英語ver.)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?