紹介したいnote記事「失語症の時代へ」
冬月剣太郎 猫詩人🐈さんの「失語症の時代へ」という記事を紹介します。
表題の「失語症の時代」とは、どういう意味なのでしょう?
「時代の変化があまりにも激しいので、言葉たちが失神して、疲れきった渡り鳥のように落ちていきます」
確かに、時代の変化にはいつも驚かされます。
「言葉が失神する」「疲れきった渡り鳥のように落ちる」とは、予想外の表現です。若い人たちによって言葉が変化していく様を表しているのかなと思います。
「言葉の大空を飛ぶわたしたちは、より速くより大胆に羽ばたかなければなりません」
「言葉の大空」がまた良いですね。作者には、言葉がまるで酸素のように空気中に充満しているように思えるのでしょう。
「時代の心臓を撃ちぬくために」
「時代の心臓」とは何でしょう。「時代の中心」と言うか、「時代の核」のようなものでしょうか。
「言葉に関して誰にも負けたくない」という、作者の決意のようなものが伝わってきます。
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